昭和6年。祖国の将来を憂う安東大尉ら青年将校は、矢崎大将を中心に一挙革新の機をうかがっていた。そんななか、脱走した部下の親子心中を知った安東は、政治を変えようと決意。2月26日早朝、侍従長…
>>続きを読む暴れん坊だが無垢の心を持つ天涯孤独の松五郎は、足を痛めた少年・敏雄を救った縁で、敏雄の親である陸軍大尉・吉岡と妻・良子と親密になっていく。しかし、吉岡大尉は急死し、残った母子は松五郎を頼る…
>>続きを読む瀬戸内海の平和な町にやって来たシベリア帰りの風来坊・松本安五郎は、若くて美しい未亡人・夏子に思いを寄せる。ある日、ダイナマイトを持った脱獄囚が人質を取って山へ逃げ込んだ。安五郎は夏子にいい…
>>続きを読む旗本の男谷家から勝家の養子に入った小吉は、見事な剣の腕と江戸っ子肌の持ち主。石川右近の屋敷へ御機嫌奉仕に出かけた彼は、男谷家の財産の無心を頼まれるがこれをはねつける。賄賂政治は世の習いと、…
>>続きを読む群雄割拠の戦国時代。武蔵国・北条康政の部下であった稲葉弥十郎は、自ら関東一と名乗る豪放な武将だったが、一万石を譲るという約束を守らない康政に愛想を尽かして城を去る。これに激怒した康政は、弥…
>>続きを読む明治から昭和20年代までの農村で、時代に揉まれ姑のいじめや夫の裏切りなどの苦難に耐えながら生きる女の一代記。三國連太郎と望月優子が迫真の名演をみせる。