銃殺の作品情報・感想・評価・動画配信

『銃殺』に投稿された感想・評価

mikan

mikanの感想・評価

3.8

決起した青年将校の一人安東大尉を主人公に二・二六事件が起こった経緯と決行、顛末を描く…時代背景と事件の詳細がよくわかった。
二年前に制作された『二・二六事件 脱出』と比べ本作は重厚で人間ドラマを重視…

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小林恒夫はこの2年前にも『二・二六事件 脱出』を撮ったばかりなのに、またしても二・二六事件を映画化。
とはいえエンタメ活劇の味付けが強かった前作と違い、ドキュメンタリーぽい硬質な出来に。

射的中、…

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べらし

べらしの感想・評価

3.5

以下、映画の感想↓
この監督、意外性はないが常に手堅く面白い

以下、2.26事件の感想↓
高校紛争で教室にバリケード作った生徒ってこんな感じだったのかねと思うほどの幼稚さ
ネゴシエイトという発想が…

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数十年前の日本はこうだったのかと思うと、同じ国の出来事と思えない。
作中に出てくる日本人の気質は現代の日本人にはない。
なんだか衝撃。
生きることより潔く死ぬことに価値があるかのように感じる違和感。

このレビューはネタバレを含みます

二・二六事件をテーマにした作品は多い。この「銃殺」は、決起した青年将校たちのその後と最期まで描いたもの。

鶴田浩二演じる安東大尉は、人情味にあふれる兵隊想いの人物である。だからこそ、その最期が辛い…

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鶴田浩二の安定感以外にこれと言った感想は湧かず。つーかタイトルの意味がラストの処刑シーンしか関係無かった
アノ

アノの感想・評価

3.1

『二・二六事件 脱出』のようなポリティカルサスペンスにはならず、鶴田浩二演じる安藤輝三の伝記ドラマとしての色が強い。
正直物足りない語り口とは思うが、処刑されるために磔にされる主犯格たちの顔面力は映…

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このレビューはネタバレを含みます

密かに安藤大佐が主役の226モノって、山本五十六と同じくらい多い気がする。

善かれと思って決起したのはいいけど、終いには逆賊で銃殺死刑だから、悲劇っちゃ悲劇だから扱いやすいのかな。

しかし、ポス…

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