決起した青年将校の一人安東大尉を主人公に二・二六事件が起こった経緯と決行、顛末を描く…時代背景と事件の詳細がよくわかった。
二年前に制作された『二・二六事件 脱出』と比べ本作は重厚で人間ドラマを重視…
小林恒夫はこの2年前にも『二・二六事件 脱出』を撮ったばかりなのに、またしても二・二六事件を映画化。
とはいえエンタメ活劇の味付けが強かった前作と違い、ドキュメンタリーぽい硬質な出来に。
射的中、…
以下、映画の感想↓
この監督、意外性はないが常に手堅く面白い
以下、2.26事件の感想↓
高校紛争で教室にバリケード作った生徒ってこんな感じだったのかねと思うほどの幼稚さ
ネゴシエイトという発想が…
このレビューはネタバレを含みます
二・二六事件をテーマにした作品は多い。この「銃殺」は、決起した青年将校たちのその後と最期まで描いたもの。
鶴田浩二演じる安東大尉は、人情味にあふれる兵隊想いの人物である。だからこそ、その最期が辛い…
『二・二六事件 脱出』のようなポリティカルサスペンスにはならず、鶴田浩二演じる安藤輝三の伝記ドラマとしての色が強い。
正直物足りない語り口とは思うが、処刑されるために磔にされる主犯格たちの顔面力は映…
このレビューはネタバレを含みます
密かに安藤大佐が主役の226モノって、山本五十六と同じくらい多い気がする。
善かれと思って決起したのはいいけど、終いには逆賊で銃殺死刑だから、悲劇っちゃ悲劇だから扱いやすいのかな。
しかし、ポス…