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悲情城市のtjZeroのレビュー・感想・評価

悲情城市(1989年製作の映画)
4.5
『キネマ旬報』創刊100周年企画として、’70年代編(『時計じかけのオレンジ』のレビュー参照)に続き、1980年代洋画ベストテンが発表されました。

10位…『ブルース・ブラザース』

10位(同点)…『ニュー・シネマ・パラダイス』

10位(同点)…『グロリア』

5位…『最前線物語』

5位(同点)…『友だちのうちはどこ?』

5位(同点)…『男たちの挽歌』

5位(同点)…『動くな、死ね、甦れ!』

5位(同点)…『E.T.』

3位…『悲情城市』

3位(同点)…『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

2位…『ストレンジャー・ザン・パラダイス』

1位…『ブレードランナー』

『ブレラン』と『ストパラ』は、個人的なオールタイムベストでも6位と1位なので、「やった!」という思いでした。大満足であります。

一方、ピンと来なかったのが『動くな~』。
恥ずかしながら、この作品の存在すら知りませんでした。
自分の”主戦場”である’80年代にも、まだこんな作品が隠れていたとは…うれしいやら悔しいやら、『キネ旬』恐るべし、という思いを強くしました。

そして、今回最大のサプライズは『男たち~』でしょう。
まさかのトップ5入り。快挙であります。
決して整った作品ではありませんが、この作品が発する”熱気”みたいなモノが、いまだに多くの映画ファンに届いているのかもしれません。

’90年代版の発表は、来春になるんですかね~。
当方としては、本命◎『パルプ・フィクション』、対抗〇『グッドフェローズ』、大穴▲『プライベート・ライアン』と予想しておきます。
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