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ダブルチームのHKのレビュー・感想・評価

ダブルチーム(1997年製作の映画)
3.4
燃えあが~れ♪ 燃えあが~れ♪ 燃えあが~れ、ヴァン・ダム~♪

・・・大変失礼しました。
1年ほど前、ジャン=クロード・ヴァン・ダムの主演映画をまともに観たことがないというと、フィル友のさやかさんがおススメしてくれたのが本作。
見放題になるのを待ってましたが、埒が明かないため、有料でしたが観ちゃいました。

私は1990年代から数年前まで長期の映画ブランク時代だったため、ヴァン・ダム全盛期は知らず、知ってるのは名前くらい。
ついでに監督のツイ・ハークも、名前は聞いたことはあっても作品は未見。
武器商人役の元プロバスケ選手だというデニス・ロッドマンも全く知りません。
唯一知ってたのが本作では悪役のミッキー・ローク。
この頃は既にボクシングのせいで顔がかなり崩れ始めてますね。

お話は、引退した元CIAエージェント(ヴァン・ダム)が因縁のテロリスト(ローク)との対決のため呼び戻され死闘を繰り広げるありがちなパターン。
B級アクションならではの冒頭からもうムダの無い展開でアクションに次ぐアクション、ストーリーは二の次です。
主人公は大怪我を負ってもリハビリもそこそこに完全回復スピード復帰。

初ヴァン・ダム作品でしたが予想以上でも以下でもなく。そこそこ楽しめました。
でも私にとって、ヴァン・ダムちょっとキャラの印象薄いかも。
あとからWiki見ると、本作はその年のゴールデンラズベリー賞3冠なんですね。
最低助演男優(ロッドマン)、最低スクリーンカップル(ロッドマン&ヴァン・ダム)、最低新人賞(ロッドマン)。
そこまで酷いとは思いませんでしたけど・・・
さやかさん、知ってました?

おススメいただいたのは、私がゴダールの『女は女である』の雑感をアップしたときで、私はジャン=リュックと言えばゴダールよりピカード、ジャン=ポールと言えばサルトルやゴルチエよりベルモンドが好きという話をしたら、さやかさんがジャン=クロードと言えばブリアリよりヴァン・ダムと入ってきて本作紹介の流れになったような記憶があります。
今思えば、さやかさんのおススメ第1弾だったような気もしますね。
さやかさん、ありがとうございました。ではまた。
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