長谷川真也

男はつらいよ 寅次郎夢枕の長谷川真也のレビュー・感想・評価

男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972年製作の映画)
4.3
1972年日本公開のヒューマンコメディ、寅さんシリーズ10作目。マドンナは八千草薫。旅先は山梨。

旅先から柴又に戻った寅さん。改心しようと決めた寅さんに一家は喜び、タコ社長が「あとは嫁だね」の一言で、寅さんもその気になり、次の日は総出で嫁のアテをら探すことに。
しかし、悪評が高い寅さんに直ぐに嫁になってくれる人が現れるわけもなく、機嫌を悪くした寅さんは再び旅に出る。
山梨に行った寅さんは、泊めってもらった老女にテキ屋の世界では有名だった伊賀の為三郎の最後を聞く。

平成では数々の母親役でドラマに出演していた八千草薫さんが幼馴染のマドンナ・千代として登場。落ち着いた品のある方です😆

特に最後の勘違いプロポーズは名シーンです。
思えばこの時がはじめて、本当にいけそうな時にひいてしまう寅さんが出てきたのじゃないでしょうか😌
いつもより肩の気が楽な感じがする寅さんと千代のシーンがどれも印象深かったですね。

本日ワイドナショーで、武田鉄矢さんが出てて、今田耕司さん、東野幸治さんと共に、他の出演者そっちのけで渥美清さんのこと熱く語ってて嬉しかったなぁ。
渥美清さんはフラれる時はいつも本気で涙を浮かべてたそうです。悲劇が喜劇となるのだなと興味深い話でした🤔