1997年日本公開のヒューマンコメディ、寅さんシリーズ49作目。最初と最後のシーン以外は、25作目『寅次郎ハイビスカスの花』の再上映。
社会人として働く満男、出張続きでこの日も駅のホームにいた。電車を待っている間、ふと叔父である寅さんのことを思う。そして、ホームで寅さんの残像を観た満男、寅さんの恋の中でも特に印象に残っているリリーとの恋を思い出す。
冒頭とラストに満男のシーンが少し足されているのみで、後は『寅次郎ハイビスカスの花』同じです。ただの再上映にしなかったところに山田洋次監督の意地を感じました🤔
でも、自分としては吉岡秀隆と中村はやとの満男は設定だけ同じの別人と考えているので、中村はやとの頃のハイビスカスの花をやるのはちょっと違和感ありました。吉岡秀隆版では『あじさいの恋』あたりの方が話の流れは綺麗なのになと思いました。まぁリリー三部作は人気あるのでわかりますけどね。
49作目は本当はマドンナに田中裕子さんの再登板を考えていたようですね。この頃の田中裕子はちょうどサントリーウイスキーのCMやってた頃かな🧐また1回目とは違った形でどのようなマドンナを演じたのか観たかったですねぇ。
