2017年公開のアメリカ・フランス・イギリス・オランダ製作の戦争映画、クリストファー・ノーラン監督作品。
第二次世界大戦初期の1940年、連合軍はフランスでドイツに包囲されており、約40万人の兵士達が、撤退を余儀なくされていた。
前例のない史上最大の撤退作戦が始まる。
これまでと違って実話をもとにしたノーラン作品であるので、よりリアリティを感じた気がします。
それでもやはりノーランらしく時間軸がよくわからなくなるのですが、リアルな戦争を描いているのが逆に混乱させられた気がします。
常に緊張感のある状態で、生きるか死ぬか瀬戸際の張り詰めた空気がヒシヒシと伝わってきました。現場からの主観的な視点を重視した作品でした🧐
一方で、リアリティな分どこか淡々とした感もあり、個人的には、ノーランはSFっぽい方が好きかもですね。