1992年日本公開のヒューマンコメディ、寅さんシリーズ45作目。マドンナは風吹ジュン、後藤久美子。満男編4作目。旅先は宮崎県。
宮崎の旅の途中で、理容院を営む蝶子という女性と知り合い、宿賃もなかったこともあり少し厄介になっていた。
一方、満男の恋人・泉も友人の結婚式で宮崎に来ており、寅さんと偶然再会、別れ際に足を挫いてしまった寅さんに慌てて直ぐにくるまやへ連絡。電話に出た満男は寅さんが心配という名目で泉に会うのが目的で宮崎に出かけるのだった。
マドンナの風吹ジュンさん素敵ですねぇ。この時、既に40歳ですけど、ここから更に活躍していますし、年々風吹ジュンさんの魅力に気づくアラフォーの男であります😅
この作品で一番印象的だったのは、寅さんが帰ることを知り蝶子が怒ってしまった時、泉はもう少しいればというが、満男は帰るべきだというシーン
「ここに残ったらもっと大きな悲劇が待ち受けるだけだ。伯父さんは楽しい人だから、あのおばさんも最初は幸せかもしれない。でも奥行きがないから結局飽きてしまう。伯父さんもそのことを知ってるから帰ることを選択したんだ」
なんとも正確な寅さん分析。これに寅さんは怒りもせず頷いてしまいましたね。
あとは蝶子の弟役の永瀬正敏、言葉少なめだけどやっぱ2枚目ですわ🙃