スピルバーグ監督&ハリソンフォードの大人気シリーズ インディ・ジョーンズの2作目。
ハンソロスピンオフ公開直前の予習としてひさびさに鑑賞。
◼︎怒涛のアトラクション感
本作はシリーズで最も頭空っぽで楽しめるアトラクションのような映画です。子供にはいちばん人気ありそう。
みんな大好きトロッコチェイスはじめ、次から次へと切れ目なく楽しいアクションシーンが続き、34年前の映画ながらそのテンポ感は今見ても軽快。
このシーン、どこかの映画で観たな、っていうシーンの連続で、世界中の映画監督に強い影響を与えたことがうかがわれます。
◼︎テーマ曲
前作でシリーズが認知されているので、例のテーマ曲をこれでもかってくらい使っていて最高。
ピンチ!→逆転!&テーマ曲
のお約束感がもうたまらないです。
改めてジョンウィリアムスって偉大すぎるなあ。なんでこんなに心躍る曲を次々と作れるんだろう。
◼︎ゲテモノ映像
前作以上に虫や蛇の大量出現がある。そして何よりも宮殿のディナーのシーンですね。目玉スープはキツいけど、猿のアイスはちょっと食べてみたいと思ってしまった。
◼︎プレイボーイ ハリソン
「痛くないのはココ」「ココも」
こんなん許される男がどれだけいるというのか。
◼︎バーフバリとのつながり
本作はインドが舞台なのですが、今、バーフバリを観た後にこの作品を観るとすごく楽しいと思います。
・シヴァリンガ(バーフバリのよりだいぶ小さいけど)が出てくる
・宮殿で踊る女性たちの衣装のデーヴァセーナ感
・雪山をゴムボートで滑降するシーンは伝説誕生でシブドゥとアバンティカが逃げたシーンと完全一致
・ジョーンズ博士らが訪れる村がシブドゥの育った村となんか似てる(けどちょっとリアルに小汚い)
・村人が食事わけてくれるシーン
・ゾウ
・襲ってくる敵兵のピンダリ感
ラージャマウリ監督も絶対インディジョーンズ観て育ったなコレ!って感じました。
古い映画を観る際に「これってあの映画と似てる...?違った!こっちが元ネタだった!」ってなる感覚すごい好きです。
雪山ゴムボート→伝説誕生に採用 は間違いないと思う。
◼︎スコア
★4.8にしておきますね。
映画的評価はレイダースや最後の聖戦の方が高いんだと思いますが、ただただ楽しいのはこっち。楽しすぎて満点にしたいです。
減点要素としてヒロインがギャーギャー騒ぎすぎで落ち着けってなるので0.2だけマイナスしておく。