しんしん

この空の花 長岡花火物語のしんしんのレビュー・感想・評価

この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)
3.9
大林作品は全てHOUSEから同じメッセージを扱った映画を撮り続けている。
長岡空襲と広島長崎原爆と真珠湾と3.11が現代の長岡花火の大トリであるフェニックスに還元、昇華されていく。
なぜ今になって戦争なのか、今なお残り続ける戦争の痛み、そして戦争を忘れないため。
純度100%の大林宣彦作品。ここまで人生を通して作家性が一貫しているっていうのはさすがだなと思う。