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目次

『フェイスレス』に投稿された感想・評価

3.5
ジェス・フランコを観る②

ある凄惨な事件から顔が溶けてしまった妹の美しい顔を取り戻したい医師。
その美容整形外科の著名医師と美貌の金髪看護婦が訪れる先では、美女の連続失踪事件が起きていた。

ジェス・フランコ監督がホラー映画としては初めて撮った『美女の皮をはぐ男』(1962年)を80年代にセルフリメイク。

なぜかヘルムート・バーガーは現役美容整形医師なのにメスを握らず、別の執刀医を連れてきたりするとこは謎。
せっかくだからヘルムート・バーガーがマッドドクターしてるとこ見たかった気がする。

手術シーンは短いけどグログロです。
眠らせずに顔の生皮剥ぎべろり。
失敗した体はチェーンソーで解体〜!
皮がはがれた顔の目だけがぎょろぎょろ動く、なんてインパクト強いシーンあり。
眼球お注射もありますよ。

制作国、出演陣はヨーロッパ勢でパリが舞台。
なのにセリフは英語で、華やかなファッション業界の世界、クラブでかかる曲も80年代アーバンポップスと…とってもアメリカンな雰囲気です。

ジェスフランコ監督の作品って裸につぐ裸のイメージだったんだけど、今作は全然出てこなくて…クラブで踊り狂う女性のポロリぐらいなとこが意外。

先だって発表されている『顔のない眼』のような展開を期待すると、割と緩めな雰囲気に驚いてしまうかも。

脚本にフランス推理小説大賞受賞した方が参加してるせいなのか(?)、ストーリーちゃんとしてます。

他にも
ブリジット・ラーエ
テリー・サバラス
ステファーヌ・オードラン
とキャストも豪華。
顔を焼かれた妹の為、整形外科医が美女を誘拐し顔を剥ぎ取ろうとするジェス・フランコ監督による「顔のない眼」スペイン版といった趣だった60年代の「美女の皮をはぐ男」の80年代のセルフリメイク的スラッシャー。主演はヘルムート・バーガーにテリー・サバラス。

BGMぶつ切りの所々雑な編集、妖しげな雰囲気こそあるもののパリというロケーションをあまり活かしてない終始薄暗い映像、あからさまに作り物といった感じの特殊メイクにさあここからクライマックスだ、といった所で終わるこれまたぶつ切りエンディングと、ついつい今作がダリオ・アルジェント監督辺りだったら・・という想像を働かせてしまう粗さが目立つ作品ながら殺し方はなかなかエグい。

目への注射に始まり、手術がポシャれば患者の顔の皮をズタズタに剥がす&首をチェーンソーで切断、電動ドリルで看護婦の頭を貫通、極めつけは剥がした顔の皮を患者に見せつけ、やはり作り物だからか喋ることは無いものの目をグリグリ動かす患者の姿に戦慄。また、最低映画館でも言及されてますが妹が仮面姿で男を誘惑するも仮面を取られ、顔を見た報いと言わんばかりに助手に殺される所は「鶴の恩返し」的で日本人にとっては印象に残る箇所かも。

オネエのスタイリストのマッチョなボディガードが意外と弱く女性的な甲高い悲鳴をあげたり、拘束されてるフェイバリットのキャロライン・マンロー(すぐ退場かと思いきや意外と出番多め)の牢屋の看守的な男に対する「こっちに来てぇ~ん」なバレバレの不二子ちゃん的誘惑トラップみたいなややコメディパートも悪く無く、ワム!というかジョージ・マイケルが歌いそうな主題歌も80年代らしいムーディーさでまあまあ満足度高めの作品でした。
Cem
5.0
念願の日本盤で観れたので再レビュー🌼
『美女の皮をはぐ男』のセルフリメイク。こちらは美女の顔面皮剥ぎといったグロテスクに抜かりなし、ストーリーもちゃんとしていてフランコの本気を見た。後期フランコの中でも傑作なんじゃないか

ネオンギラギラ輝く夜のパリ、音楽やファッション、何もかもがモロ80年代でサイコー🤗皮剥ぎ失敗した美女はチェーンソーで処分!!残酷描写張り切りすぎて楽しすぎます
整形外科医のヘルムート・バーガーと、夫のためなら人をも殺すラーエ。ステファーヌ・オードランは目玉に注射💉打たれ殺害される汚れ役。まさかのハワード・ヴァーノン、リナ・ロマイは脇役で出演。こんなにも素敵な役者揃いで感動した😭

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