つるぴ

ショーシャンクの空にのつるぴのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
-
2022/08/13 [再]

スティーブン・キング原作。

過酷な状況の中でも、希望を持ち続けた男の運命は!?ラストシーンは必見!

エリート銀行員だったアンディー(ティム・ロビンス)が、妻とその愛人を殺した容疑でショーシャンク刑務所に投獄される。当初は刑務所の“しきたり”に逆らい孤立するアンディーだったが、古株の囚人で“調達係”のレッド(モーガン・フリーマン)と親しくなり、刑務所での生活に少しずつ慣れていく。アンディーが入所した2年後のある時、監視役のハードレー主任(クランシー・ブラウン)が抱えていた遺産相続問題を解決したのをきっかけに刑務所職員や受刑者仲間から、一目置かれる存在になっていく...。


銃とお酒。

裁判で証言をする。

〝被害者1人に1つ、合わせて、2つの終身刑に処する。〟


レッド。仮釈放却下。
調達屋さん。

囚人たちが新しい囚人を見ようと集まっていた。そこで、レッドたちは賭けをしていた。

所長が信じるものは、規律と聖書。

初日は、裸で消毒液をかけられる。

賭けは、この初日に誰が最初に泣き出すか、だった。レッドはアンディーにかけていた。

デブっちょがかかった。
外に出されて、ぼこぼこにされる。

ごはんの中に虫が入っていて、それを見たおじいさんが、欲しいと。そして、鳥ちゃんにあげる。〝ジェイクがお礼を言っている。〟って。

ひと月経って、ようやく口を開いた。

ロックハンマーを調達して欲しい。と。
石を集めるのが趣味。

おネエたちがあんたに興味があると忠告をしてくれる。

アイルランド系だからレッド。


漂白剤を取りに行くと、掘られる。

主任が遺産相続の話をしていた。
税金で持って行かれるって。
それを聞いて、アンディーは話しかけに行く。

〝奥さんを信じていますか?〟

からの、税金なしに手続きをできると。
見返りはここの仕事仲間にビール3本ずつ。
鬼看守のおもてなし。

チェスを手作りしたい。

壁に文字を彫る。

リタヘイワーズが欲しいと頼む。
その帰りに、映写室でまたおネエたちに襲われる。口の中に入れたら噛み切るぞ!と。そんなことしたら棒を耳に突き刺すと言うと、突然脳に損傷を受けると、被害者は反応で強く歯を噛み締める、ものすごく強い力で。ってな話を本で読んだと。その代わりにボブズたちはアンディーを半殺しにする。アンディーはひと月診療所、ボブズは1週間懲罰房にいれられる。でも、出てくると、自分の房で看守たちにボコボコにされる。おネエたちはアンディーに手を出さなくなった。ボブズは歩けなくなった。

アンディーに退院のお祝いをしたいと、みんなで石を集めた。
そして、リタ・ヘイワースも届いた。

抜き打ち検査が行われる。
部屋がグチャグチャにされる。抜き打ちの方法よ。

ロックブランケット。石を磨くために使う。
そして、リタ・ヘイワースは例外だと認めてくれる。

その後、所長はアンディーを部屋に呼ぶ。
“主の裁きは下る いずれ間もなく”
奥さんが作った。

洗濯所の仕事が楽しくないなら、仕事を変えよう。と、図書係の助手に。
するとそこへ、ディーキンズが。〝子どもの教育費を有利な信託基金にしたいと思ってるんだが...〟って相談される。

図書館を大きくしたい。と。
予算を請求する。
州議会に手紙を書く。
お金の使い道は、鉄格子と塀と看守。

みんなの税金の計算をしてあげる。
納税の時期はレッドが助手。

ブルックスが仮釈放でも、外に出たくないからってナイフで人質を取る。でも、アンディーたちがなだめる。施設慣れでシャバに出るのが怖い。50年もここにいる。

ジェイクは立派に育って、自由にしてあげる。

ブルックスは外へ出る。
親愛なる皆さん。シャバでは何もかもものすごい速さです。子どもの頃、自動車は珍しかったのに、今はもうどこにでもあります。世の中がやたらせわしくなっています。仮釈放委員会が福祉施設のブルーアーというホテルの部屋と、スーパーの仕事を世話をしてくれました。きつい仕事で頑張っていますが、両手がひどく痛みます。マネージャーには嫌われているようです。仕事の後、時々公園にいて鳥に餌をやります。ジェイクが飛んできて、こんにちはって言ってくれないかといつも思っていました。来た試しがありません。どこにいようと、新しい友だちと元気にやっていてくれればと思います。夜はよく眠れません。自分が落ちていくような嫌な夢を見ます。怖くて目が覚めるが、時々自分がどこにいるのか分からないこともあります。銃を手に入れて、スーパー強盗を働けば、また我が家へ帰れるでしょう。ついでにマネージャーを撃てば、間違いないところです。でも、そういう馬鹿な真似をするには、歳をとりすぎました。もうたくさんです。ビクビクしながら生きるのはもう嫌です。おさらばすることにしました。誰も問題にもしないでしょう。こんな前科者の年寄りが死んだところで。

ナイフで部屋の壁に“BROOKS WAS HERE(ブルックスここにありき)”と。

P.S.ヘイウッドに。あんな真似をして悪かったと謝ってください。ブルックス。

〝ここで死なせてやりたかった。〟

アンディー宛に手紙が来る。
そして、200$の予算と、中古図書その他の寄贈を受ける。
6年粘り続けた甲斐があった。
そして、寄贈の中にはレコードもあった。その中から1枚取り出すと、流してみる。からの、放送設備を使って、刑務所中に流す。しかも、鍵閉めて。囚人たちもみんな聴き入っていた。

でも、所長は激おこ。
2週間懲罰房に入れられる。

“希望”の話。

〝人の心っていうのは、決して石でできてるわけじゃないんだ。そこには、誰も絶対に手を触れることも奪うことも出来ないものがある。〟

〝希望は危険なもの。希望は正気を失わせる。塀の中じゃ禁物だ。そいつを肝に銘じるんだ。〟

州議会は予算を増やしてくれた。
図書館を大きくして、“ブルックス記念図書館”とした。

ノートン所長が“塀の外へ計画”を始める。

賄賂でガッポガッポ。
アンディーが帳簿管理をしている。
汚い金の流れがある。

ランドール・スティーブンス。
どんな手がかりも彼に行き着く。
架空の人物。

〝おかしな話だよ。シャバでは僕は真面目一方の堅物だった。刑務所に来て、やっとワルになった。〟

トミー・ウィリアムがやってくる。
ロックンロール大好きなチンピラ。
アンディーに高校卒業資格を取りたいと、お願いしに来る。字が読めない。そこから教えてあげる。

でも、問題が分かんないってキレる。
エルモ・ブラッチって男のことを話し始める。アンディーの奥さんと浮気相手を殺した犯人だった。

この件について、所長に話をする。
懲罰房1ヶ月。
アンディーは19年目。

教育委員会に解答用紙を送っていた。
トミーは合格していた。
夜に所長に呼ばれる。事実なのか?と聞いて、事実だと答えると、撃ち殺す。人間として最低だ。逃げようとしたとか言って。大嘘。

もう手伝えないと所長に言うと、もう1ヶ月入れられる。

引き金は引いてないが自分が殺したと。

レッドに、出所したら一緒に仕事をしようと。

〝頑張って生きるか、頑張って死ぬかだ。〟

〝レッド、もし君が出所できたら頼みがある。〟
〝いいとも、アンディー。なんでも。〟
〝バクストンの近くに広い牧草地があるんた。〟
〝あの辺には牧草地はたくさんある。〟
〝すぐにわかるよ。長い石垣があって、北のはずれに樫の大木がある。まるでロバート・フロストの詩のようだ。そこで妻にプロポーズした。2人でピクニックに行き、樫の木の下で愛し合った。思い出の場所だよ。約束してくれ。もし出られたら、そこに行ってくれ。石垣の下のところに周りとは全く違った石が一つある。黒い色をしてる。黒曜石だ。その下に埋めてあるものを君にあげたい。〟
〝なんなんだ?何が埋めてある?〟
〝掘り出して見れば分かるよ。〟

みんなで、アンディーがおかしいって話をする。ロープを渡したとか。

そんなアンディーはいつものように所長と作業をする。口笛を吹きながら出て行く所長。靴を磨くアンディー。

朝になる。点呼の時間になっても出てこなかった。

自分の靴と入れ替えていた。
レッドに話を聞くが何も知らない。

脱走した。
見つかったのは泥まみれの囚人服と石鹸とロックハンマー。

トンネルを掘るには600年かかると言ったが、アンディーは20年以下でやってのけた。

地質学がスキだった。
圧力と時間の研究。そして、ポスター。
自分の房の壁を少しずつ運動場に捨てていた。

帳簿も入れ替えていた。磨いた靴を履き、スーツも中に着て、自分の房に戻った。そして、その夜、決行した。カミナリの音に合わせてパイプを壊し、汚物の中を460m進んだ。フットボール場の5倍の長さ。そして、囚人服を脱ぎ捨てる。

身分証明書を持っていた。
自分で作り上げた架空の人物に自分がなった。
12の銀行を回り、37万ドル以上のノートン所長の金を手にして街を出る。19年間の退職金。

帳簿は
“ショーシャンクの不正と殺人”

“所長 確かに救いはこの中に”
ロックハンマーが入れてあったであろう、形跡が。

ハドレーは捕まり、所長は自殺。

絵はがきが届いた。
みんなアンディーの話をした。

〝時々寂しくなる。アンディーはもういない。俺は自分に言い聞かせる。カゴに閉じ込めちゃいけない鳥もいるんだと。羽があまりに美し過ぎる。それが飛び去った時、自由になって良かったと喜ばなきゃいけないんだと。とは言っても、鳥が飛び去った後の世界は、前よりくすんでわびしい。要するに俺は、アンディーに会いたかった。〟

後悔しない日は無い。昔の自分と話したい。と。仮釈放されようがされまいが、どっちでもいい。と。
なんと、仮釈放が許可される。
入った部屋はブルックスの部屋だった。同じようにスーパーで仕事をした。

トイレに行くのにいちいち聞かなくていいって言われる。40年間許可を貰ってトイレに行っていたから。

〝認めたくない事実だが、俺はシャバではやって行けそうにない。考えるのはただどうやって、仮釈放の規則を破るかだ。そうすれば、また送り返してくれる。怯えながら生きるのはしんどい。ブルックスはそのことをよく知っていた。俺の希望は安心できる場所に帰ることだけ。そこでならいつもビクビクせず暮らせる。それをためらわせるのは、ただ一つ。アンディーとの約束だ。〟

行ってみることに。
バクストンへ。
方位磁針を持って、樫の大木へ。
黒い石を探して、掘ってみる。
そこには缶が1つ。中にはお金と手紙。

“レッド。これを読んでるなら、君は出られたんだ。ここまで来たんならもうちょっと遠くまで来ないか?町の名前は覚えてるね?”

〝ジワタネホ。〟

“僕の計画を実現するために、手を貸して欲しい。君が来るのを待ってる。チェス盤を用意して。覚えてるね?希望はいいものだよ。多分最高のものだ。良いものは決して滅びない。君がこの手紙を見つけてくれること、そして元気でいることを願っている。アンディー。”

〝頑張って生きるか、頑張って死ぬか。その通りだ。〟

“SO WAS RED(レッドもここにありき)”

〝生まれてから二度目だ。俺はまた罪を犯す。仮釈放違反だ。まさか道路封鎖までして探すこともないだろう?こんなじいさん1人のために。興奮する。ワクワクしてとてもじっと座っていられないほどだ。自由な人間だけが味わえる興奮だ。何にも縛られず、長い旅に出る自由な人間。無事、国境を通過できるといい。友だちに会って握手できるといい。太平洋が夢で見たのと同じように青いといい。希望を持とう。〟

浜辺でアンディーとの再会。
つるぴ

つるぴ