mimitakoyaki

SWEET SIXTEENのmimitakoyakiのレビュー・感想・評価

SWEET SIXTEEN(2002年製作の映画)
3.7
ケン•ローチは、この映画でも社会の底辺にいる人たちを描くことによって、世の中の矛盾や厳しさをあぶり出して批判してくれていました。

家庭環境に恵まれなかったためにまともに教育を受けることもままならず、貧困から抜け出し家族を守るために少年が犯罪に手を染めていくという話なんですが、どんな家庭に生まれようとも、子どもがちゃんと教育を受けられる、そこは社会が保障し子どもを守ってくれないと、格差社会の中では貧困が固定されていってしまいますから、社会のあり方ってものを考えさせられました。
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