2022/06/28
地球で起こるすべての大惨事は、50年前に“通達”されていた。地球消滅のXデーが避けられないとしたら...。ニコラス・ケイジ主演、究極のパニック大作!
宇宙物理学者のジョン・ケストラー(ニコラス・ケイジ)。ある日、息子のケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)が通う学校でタイムカプセルを掘り出す行事が行われた。それには50年前の生徒たちが作った未来想像図が入っていて、生徒にその中身が配られる。ケイレブが手にしたのは一見不規則に数字が羅列された1枚の紙だった。子どもが書いたとは思えないその内容に興味を抱いたジョンは、検証を始める。彼が目に止めたのは“299691101”という数字。それは米国同時多発テロが起きた日付、そして2996人という犠牲者の数と一致していた。慌てて他の数列も確認すると、過去に起きたあらゆる大惨事の日付、犠牲者数と一致していることが判明。その中には、ジョンが妻を亡くした2年前のホテル火災も含まれていた。さらにその紙には未来の大惨事も記載されていた。81人の犠牲が出ると予告された惨事を未然に防げないかと、予告された場所へ向かうジョン。すると、旅客機が彼の頭上を通過し、高速道路を超えて墜落した。ニュースでは81人の犠牲者が出て、太陽の熱波による機体の不具合が原因と報じられる。ジョンの立てた仮説が確信へと変わり、ジョンは数列の解読を進めることに。だがその結果、彼が導き出した結果は“地球消滅”。紙に記された最後の数字は翌日の10月19日だった...。
マサチューセッツ州 レキシントン 1959年
ウィリアム・ドーズ小学校
1人の少女が空を見ている。
ルシンダ・エンブリー。タイムカプセルに、50年後の未来を絵に書いて入れる。
カプセルと石碑が入れられる。
ケイレブ、うさぎ飼ってるんだ。地球以外に生物がいる星があるのかって話。
〝ディスカバリーチャンネルを見る!〟とか、
〝ベジタリアンになることにしたー!〟とか。
創立50周年。
タイムカプセルが取り出される。
補聴器から変な音が聞こえた。
ケイレブにはルシンダの封筒が。
大惨事と犠牲者の数が書かれていた。
友人に相談するも、信じてはもらえなかった。単なる偶然だと。
家に見知らぬ車が現れ、息子が石を受け取る。
息子のお迎えに行くのが遅れる。
渋滞中にふとナビを見て、印のついてない数字が座標だと気付いた。そこで車を降りると、次の瞬間、飛行機が墜落した。
息子の部屋に何者かが現れる。
火事が起きて動物たちが逃げ惑っていた。
博物館へ。ルシンダの娘と出会う。
動物の話をするアビーと、手話を教えるケイレブ。
予想通り、地下鉄で事故が起きた。
家に帰るとアビーたちがいた。
一緒に車で移動する。
〝誰一人先のことなど分からない。そして、人生なんて、単なる偶然と間違いの積み重ねだって。でも、私はその紙を見た。妻が出かける前にその紙を見ていたら、救えたはずだ。それはなぜある?〟
全人類へのメッセージだった。
電話してたら、アビーとケイレブは連れていかれた。
ダイアナが死んだ。その手には石が握られていた。
追いかける。
ケイレブとアビーはうさぎを抱っこしていた。
頭上には何やら怪しげな球体が。
〝もう行かないと。再出発する為に僕らが選ばれたんだ。最初からやり直しだよ。〟
手を繋いで進むが、選ばれた者しか行けない。と。
こんなよう分からん状況で、よく息子を送り出そうと思えるな~。すごいわ。
手話で言葉を交わして別れる。
宇宙へと消えて行く。
荒れる街。逃げ惑う人々。
そんな中、家に帰ってくるジョン。
〝これは終わりではない。〟
〝そうだね。〟
そして、地球は燃え尽きる。
ケイレブとアビーは新しい星へ。
うさぎたちとともに。