Ricola

艦隊を追ってのRicolaのレビュー・感想・評価

艦隊を追って(1936年製作の映画)
3.9
やっぱりアステア×ロジャース作品は安定の楽しさと面白さ。
そしてやはり元気をもらえる。

今回は元ダンサーの水兵さん役のフレッド・アステア。
海軍の歌は爽やかでとてもいいし、水兵さんの制服はかわいいしいいことしかない。

アステア×ロジャース作品の中でも歌と踊りが特にお気に入りかも。

オープニングの歌から最高だった…。
"Let's face the music and dance"も好き。

ダンスコンテストでの二人の息の合ったダンス、タップダンスで指示を出したり、ボケとツッコミのようなダンスなど…。
ダンスの演技的な表現が観られて、それもバリエーション豊かで楽しい!

そしてストーリーも、男女の恋愛におけるすれ違いと、男女の価値観の違いを2組のカップルを通してコミカルに描いている。

ちょっとツッコミたくなる行動もあったけれど、まあそこも面白いと思える。

安心して観れる、素敵なパフォーマンスで相変わらず心が踊る映画だった。
Ricola

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