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ショウタイムのMoviePANDAのレビュー・感想・評価

ショウタイム(2002年製作の映画)
2.5
『今なら行かない
     この感じ( ゚ー゚)』

独身の頃は休みと言えば映画館ばっかり行ってたなぁ(’-’*)しかし、子供が出来てからというもの映画館に行く回数は激減!でもそれに対しての哀しさは無く、今は子供と過ごす時間、そしてその後にひとりで映画を観る時間が何より楽しい♪ あと、映画館に行く回数が減った分、何を観るかの決定は重要事項!だからこそ、その選定がまた楽しく、さらに今年はそこにこのフィルマークスが大きく影響するという喜びも(・ω・*)

昔は劇場鑑賞の度にドリンクとポテトを買い、パンフレットも必ず購入してました。という事は映画1本観る度に3,000円近くのお金を使ってたって事か!w(゜o゜)w今から考えると贅沢をしてたなぁ。あと何より、今なら観に行かないだろうなぁというような映画でもバンバン観てました。それによって思いもよらない作品との出会いがあったり、またその逆も然り。そして、その中間も!?

この『ショウタイム』ジャケット見ての通り、デ·ニーロ×エディ·マーフィのある意味夢の共演。そのふたりであえて“よくある”バディものを目指しつつ、その頃流行ってたリアリティショーを皮肉った内容。デ·ニーロは終始不機嫌で仏頂面、エディ·マーフィはいつもの通りうるさい。その組み合わせによる化学反応が面白くなるはずとの公算だったのかも知れませんが、これがそうはいかなかった(ノ_・。)

「仏作って魂入れず」ということわざがありますが、観て感じるのはまさにそんな感じで、どうしてもこの映画を作りたかったんだ!という気概は感じられず…そこそこのヒットを!と願ったのかは分かりませんが、結果製作費回収出来ず(*ov.v)o

同監督の『シャンハイ·ヌーン』は面白かったのに、こちらは残念ながらアクションシークエンスもクライマックスにも、何だか感じてしまう既視感。面白くなくはないけど、面白くもない。まさに可もなく不可もなく。スクリーンを出て、公開を控えた作品群のチラシを物色する頃にはすっかり忘れてしまってる、そんな映画でした。今ならこれを観には行かないなぁ( ゚ー゚)
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