題：ヘビイチゴ賞をあげよう
製作:1997年、米、ブラジル
出演：ジェニファー・ロペス、エリック・ストルツ、ジョン・ボイト、アイス・キューブ
ガキの頃に映画館で観た。
長蛇の列とまではいかないが、そこそこ流行っていたと思う。
しかし、子供心に心底“しょーもない映画だな”と思った。
その後、木曜洋画劇場で数回観たが、全く記憶に残っていない。
いろいろあって約20年ぶりに観たが、まぁクソだった。
ストーリーはあってないようなもの、特撮は専門学校レベル、役者の演技は大根。
ヒロインはジェニファー・ロペスだが…こいつ、そんなにいいオンナかな？
本作、ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)を受賞したらしいが、
僕からもヘビイチゴ賞をあげたいくらいである。
受賞式で出されるのはシャンペンではなく、散歩中のワン公がヘビイチゴに引っかけるションベンであるが…
蛇足かもしれないが、無理やり本作を擁護するのであれば、
大蛇と闘うのが“女性”であったことはオモシロい点ではないだろうか？
人間はエデンの園を蛇にそそのかされたイブのせいで追われた。
蛇と闘うのが女性ってメタファーはガキの頃には解らなかった点である。
