ダイアー教授

レベル・サーティーンのダイアー教授のレビュー・感想・評価

レベル・サーティーン(2006年製作の映画)
3.4
題:設定3
監督:マシュー・チューキアット・サックヴィーラクル
製作:2006年、タイ

ジャンク映画漁りが日課の友人の薦めで借りました。
彼のオススメはスロットの設定でいうと“1”のゴミ台ばかりですが、ごく稀に“6”が入っていので観るようにしております。
本作は3といったところで、なかなかオモシロかったです。

正体のわからない相手からの電話がトリガーになるのは『フォンブース』的だったっり、
大人しいサラリーマンが狂気的なことをやらかすのは『フォーリングダウン』っぽい。
偶然か必然か、どっちもジョエル・シューマッカー作品だ!

実はそれが配信されていてるって、それを楽しんでいるゲスな視聴者がいるってのは「電波少年」っぽいな、と思った。

ゲームの内容が主人公チット(プチット)の“トラウマティックな経験”とリンクしているってのが、話に深みを与えている。

オモシロい映画でした。