題:A Real Hero
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
製作:2011年、米
脚本:ホセイン・アミニ
原題:Drive
出演:ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、ジェイソン・アイザック
“A real human being and a real hero…”って歌詞の曲が頭に残る。
College & Electric Youthの“A Real Hero”って楽曲とのこと。(全く知らんかったです)
これが、いいところで流れるんだわ。
ちなみに歌中では『Sully』のキャプテン・サリーが「英雄」として歌われている。
“Drive”ってタイトルのデザインやエンディングロールのフォントデザインも“A Real Hero”のジャケットにどこか似ている。
どんだけこの曲のこと好きやねん!
観ているこちらが恥ずかしくなるようなあまーいシーンと、
目を背けたくなるようなエゲつない暴力描写が併存するヘンな作品。
僕は大好きです。
ゴズリングとマリガンと、3人の時間が永遠に続けばいいのに…と心中で祈ったほど、話に入り込んでしまったが、
そうは問屋が卸さないし、それでは映画はオモシロくないのである。
多くの人に観てもらいたい映画なので、ネタバレを避けるためストーリーには触れない。
2つだけ書かせてもらいます。
1.似ている過去作
アウトローの青年が子持ち人妻と恋に落ちるのは『シェーン』っぽい。
亭主ともいい関係を築くってのも似ている。
主人公が逃がし屋の凄腕ドライバーって設定はライアン・オニールの『ドライバー』ではなかろうか?
2.影響
「Hotline Miami」というネット配信ゲームは本作の影響を受けているとのこと。
確認したところ主人公の格好と、暴力描写が『ドライブ』っぽい。