ダイアー教授

卒業白書のダイアー教授のレビュー・感想・評価

卒業白書(1983年製作の映画)
3.9
題:大人になって観ると、感じ方が違う
監督:ポール・ブリックマン
原題:Risky Business
出演:トム・クルーズ、レベッカ・デモーネイ

約20年ぶりに観たがオモシロかった。
デリヘル呼んだらオカマが届くシーンは何度観てもオカシい。

3つにまとめてレビューします。

1.レベッカ・デモーネイ
初見時の私は劇中のジョエルと同じくらいの年齢であり、
既に『ゆりかご揺らす手』でレベッカ・デモーネイの洗礼を受けた後だったが、本作でヤング・デモーネイに再悩殺されたものだ。
めっちゃいいオンナだ。
色白、金髪、前髪ぱっつん、水色のビー玉のような瞳…たまらん!

2.トム・クルーズ
しかし、大人になって本作を観ると、改めてトム・クルーズはいいオトコだなと思う。
彼は美青年であるが、とてもチャーミングである。

私の母(ババア)は、
“ロバート・レッドフォードとブラピはハンサムで、トム・クルーズはカワイイ”
と言っていた。
子供のときは母の気持ちがわからなかったが、今は何となく判る気がする。

デモーネイのヒモ役で『マトリックス』でクソ人間のサイファーを演じたジョー・パントリアーノが出ている。
『マトリックス』ではキアヌ・リーブスにトリニティーを持っていかれて、本作ではトム・クルーズにデモーネイを持っていかれたのは、何とも皮肉だ。

3.総評
私自身、高校よりも、予備校よりも、大学よりも…
社会に出て役に立ったのは“水商売”での経験なので、何か…
他人事には思えない作品です。