太平洋の奇跡とあるので、どんな奇跡だろうなと思い見てみました。実話に基づき出版されたアメリカの小説を映画化したそうです。
太平洋戦争の重要拠点であるサイパン島は、圧倒的な兵力を持つ米軍に上陸され、日本兵は47人だけになってしまいます。
残存兵を率いて米軍に立ち向かい、米兵から“フォックス”と呼ばれていた大場大尉のお話です。彼は、絶望的な状況のなかで、玉砕と言う最終手段を取らずに、生き抜く事を選択します。
当時の日本人の戦争に対する考え方がよくわかります。また、大尉の判断は、今現在から見れば正しい判断と評価されるのでしょうが、当時の価値観の中ではいろいろと悩んだのでしょうね。その後の彼の人生が豊かなものであったと願いたいです🤔。
当時のサイパン島には、軍人以外にもたくさんの民間人が住んでいたんですね。それに、放置されていたあの赤ちゃんは、その後、無事に日本に行く事が出来たのでしょうか。
情報の全くない時代だったでしょうから、戦争が終わってもずっと戦闘を続けていた日本人が、太平洋のあちこちにいたのかも知れません。そう言った事を考えると、この話は確かに奇跡だったのかもしれません🤔。
戦争で、手ごわい敵司令官は、フォックスと呼ばれるようですね。ドイツ軍にも同じように呼ばれている司令官がいたような覚えがあります。
アメリカ軍の中に、日本語や日本文化を理解している上官がいたのが良かったですね。争いを起こさないためには、やはりお互いを理解することが大事だと思います。改めて平和な世の中が続いて欲しいなと思いました🤔。
