パンジーなる女性3人組売り出しの為に制作されたアイドル映画ですが、序盤から殺人事件が続くなど火曜サスペンス的な闇展開に一抹の不安がよぎり、最終的には松尾嘉代の独壇場と化すストーリーにぶん殴られて終わります(笑)。最後だけ取って付けたように3人がビキニで浜辺を走り主題歌を流すシーンを入れることでかろうじてアイドル青春映画風に締めくくっているあたりが憎めない映画史に埋もれた(ままでも良かった？)作品
( o´ｪ｀o)。

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プレイバック アイドル黄金時代より

アイドルグループ・パンジーのアイドル映画meets火サス！ノンドラッグでここまでハイになれる映画、今年のベスト邦画だな。撮影も震えがくるくらいビキビキにキマってる。真鍋ちえみの曲がかっこよすぎる。アイドル映画そっちのけでサスペンス仕事を完璧にこなす若山先生、松尾嘉代、丘みつ子ら俳優陣も素晴らしい。

スカパーにて。アイドル映画として見たら思いの外サスペンスミステリーで楽しめた。
主演はパンジーって女の子3人組のアイドルユニット。知らん。

事件は東京オリンピックに遡る。この時刑事だった男（若山）は犯人を射殺。それにより犯人の子は親なく育つ。
刑事の子ちえみ、さらにチャコのいる学校に親の無い佐和子が引っ越してくる。
担任に呼び出された佐和子が事件に巻き込まれる。担任の死に佐和子の失踪。真相を探るべくちえみとチャコは小田原に出向く。

PTAの会長である松尾嘉代が怪演。前半の無感情な笑顔から後半の形相、はては若い頃のヌードシーンまで大胆に演じてる。熟女ヌードのイメージが強い人だったが、若いころから体当たり演技な人だったんだなー。

ゲストにラーメン屋の店主役でビートたけしが出てる。マシンガントークで捲し立てるひょうきん者だな。

事件の謎解き役を担う役割を元刑事の若山富三郎に演じさせ渋い所を抑える硬派な点と、アイドル映画の軟派な部分を上手く融合させたことが希有な作品だと思う。

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