【運命の逆転?😅】
若山兄貴のマッチョな活躍ぶりが堪能できる三隅研次監督によるニューシネマ風のアクション映画で和製『ダーティハリー』と言うべき作品。
誰がどう見たって主役の若山富三郎の方が遥かに…
「桜の代紋」は、刑事である若山富三郎が、その全存在を賭けて、悪徳暴力団と対峙した物語だ。
時代劇の職人監督である三隈研次の、アクション・シーンのド迫力は、現代劇でも全く遜色がない。
検問中の警官…
米軍基地から150丁の拳銃が盗まれ、警官2名も射殺された。奥村刑事(若山富三郎)は捜査に当たると、敵対する組織、西神会にぶちあたる。はたして事件は解決できるのか?そして西神会の壊滅は?
殺伐とした事…
勝新の『顔役』と比べると、若山アニキの趣向は正統派で王道なのだと判る。勝新作品のように筋立てに破綻が無い分、さほど意外性もない展開。けど、前後に揺れ動く椅子からの眺めを表現した主観ショット等、三隅×…
>>続きを読む若山富三郎先生主演の明治座公演のような様相がしばらく続くのでこれはこれで好きながらやや胃もたれ。しかし護送中の石橋蓮司が襲撃されるあたりから実録物じみた刑事VSヤクザに急速旋回。三隅研次の流麗な演出…
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