ごろつきの作品情報・感想・評価

「ごろつき」に投稿された感想・評価

Chihiro

Chihiroの感想・評価

2.0
とにかく薄味。
ボクシング中途半端、殴り込み中途半端、奇をてらわずにどっちか一つにすれば良かったのに。
あと犬の虐待シーン全然いらない。
東映の任侠ものの全盛期に撮られた作品。
高倉健と菅原文太が兄弟分のごろつきを演じており、寂れた九州の炭鉱の仕事では食っていけないので、けんかの強い健さんを担いで上京し、大流行中のキックボクシングで一旗揚げて、ファイトマネーをがっぽり稼いで一財産築こうとするおはなし。
キックボクシングの世界を描くという時点で、かなり異色の作品だが、マキノ雅弘監督のラストの音楽と美術によるエモーションを大切にした任侠物仕立ては健在。
この映画の健さんは珍しく堅気で、汚い身なりでうろうろ。健さんは実際にボクシング経験者ということもあり、ただ腕っぷしが強いだけの主人公がジムに入って技術を身に着け上達していく演技が見事。女性との色恋沙汰はほとんどない浮わつかないストーリーだが、「網走番外地」と「唐獅子牡丹」をギターの弾き語りで歌うなど、興行として気が利いていて、最後は殴り込みでドスを振り回してくれる。
しかし、相棒の文太は東映移籍直後だからか、あまりいい扱いとは言えない。健さんの弟分なのはいいとしても、ケンカが弱いという設定には無理がある。どう考えたって強いだろ。こんな顔の奴。小さい男を演じて引き立て役に回ってはいるが、彼の目が一度もギラつかないのが何とも勿体ない。
「真空飛び膝蹴り」で有名なキックボクサーの沢村忠選手御本人も出演。当時キックの鬼と呼ばれた名選手で、 キックボクシングブームの立役者だ。僕の世代だと、ポケモンのサワムラーのモデルと言えば分かりやすいかもしれない。
hepcat

hepcatの感想・評価

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久しぶりに堅気の健さんを見た

博多で貧乏してる健さんと文太さんだったが、住み込みの家主を殴ってしまい家を追い出されてしまう
2人は東京に裸一貫で向かいボクシングジムにいれてもらう

ボクシングやりながら流しのバイトをやるんだけど、その時に網走番外地と唐獅子牡丹を聴けるのはファンからしたら胸熱!!

健さんのファイトもだんだん強くなっていく
あんなにも変わるのか

九州を出るときの表情も覚悟が決まっている男の顔をしていた

映像の迫力が凄かった
炭鉱夫から始まり、上京してロッキーになるかと思いきや、急に流しをやりだして、かと思えばヤクザとやり合う、そしてまたスポ根に戻るのかと思いきや結局任侠。これだけ詰め込んでも面白く捌けるのは流石。

ただし、ボクシングの試合シーンは上手いとは言えない。チャンバラの時とは違い、被写体に寄りすぎ。まぁ繋ぎであるので、それほど力入れていないのだろうが。
高倉健主演
スポ根任侠作品と言える珍作。

寂れた炭鉱から、東京へキックボクサーになる為に主人公と弟分と出てくる。
キックのジムに住み込みで働ける事になるが、あるケンカから流しの仲間に。
流しの仕事とジムの練習と一所懸命だか、流しの親方は実は元ヤクザで・・。

弟分に菅原文太が、なかなかイイ立ち位置の演技で、コメディも上手いです。

高倉健さんが、凄いボディでキックの練習していて、流しのシーンでは持ち歌の名曲を2曲も披露されてます。

でも、やはりお約束のラストの修羅場。

背中にモンモンの無い健さんの、長ドスシーンも珍しいです。

ちなみに、私も小さい頃見てたキックボクシング全盛期の作品で、当時の人気ボクサーの沢村忠が出ています。
沢村がモデルの「キックの鬼」と言うアニメ作品も放映されていて、大好きでした。
ありふれているといえばありふれているけど、作る側はきっとあのクライマックスシーンを目掛けて作品を作ったんだと思えるし、観る側もそのクライマックスシーンを求めて観続ける、という任侠ものならではの味わいがある。
九州弁丸出しの健さんと広島弁じゃない菅原文太コンビが上京、ボクシングジムで下積みをしてやがてチャンピオンになるのかと思いきや、世話になった親分とその元子分の抗争に加担した挙句、親分は刺殺され弟分の文太は撲殺され、ボクシンググローブを捨てて放火された親分の家の焼け跡から見つけた長ドスを持って遂に殴り込み、後の展開は日本侠客伝や昭和残侠伝と同じだが、刺されながらも立派なオトシマエをつける健さんはやっぱりカッコいい。(しっかり服役する)
本日2月16日は高倉健さんの生誕86周年。

時代劇・任侠映画の重鎮マキノ雅弘監督が高倉健をキックボクサー役に迎えた異色の任侠作品がこちら。
母親弟妹の家計を支える為に上京し、キックボクサー選手を目指す元炭坑夫の九州男児を健さんが熱演!
その弟分には菅原文太を配し、文太さんが今回は完全な引き立て役に回っているのも見所のひとつです。

ヒロインの吉村実子はお世辞にも可愛いとは言いにくいブスっ子ですが、話が進むにつれて次第に可愛い気のある良い女に見えてくるのが不思議。
やはり女は愛嬌があってこそなんぼですね!

健さんが流しのバイトで「網走番外地 」と「唐獅子牡丹」を歌うサービスシーンもあるし、
犬のキンタマにサロンパスを噴射するなどメチャクチャな遊び心も満載。
故に、なんじゃそりゃ?!って展開や演出もちょいちょいあるんだけど、何故か妙に納得させられちゃうのはさすがマキノ雅弘の技量と云ったところでしょうか。

そしてクライマックスの殴り込みはマキノの真骨頂とも云うべき迫力の殺陣シーンが繰り広げられ、
息を呑むほどにマキノの職人技が拝めます。

健さんの魅力を余すことなく伝えてくれる本作ですが、
曽根晴美の顎ヒゲの育ち具合も是非とも注目しておきたいポイント。
とも

ともの感想・評価

4.7
豪華出演者
網走番外地と唐獅子牡丹のシーンで思わず拍手した。

(11/13追記)
今年の2/25に続いて2回目の鑑賞。
やっぱり網走番外地、唐獅子牡丹を歌うシーンで心躍る
劇場のお客さんも拍手。
t

tの感想・評価

3.6
2015/11/11@ 新文芸坐

元炭鉱夫なのにキックボクシングやら流しの歌手やら健さん器用だな〜思って微笑ましく観てたら、気づけばいつもの任侠映画になってた。
文太とのコンビは良かったし、これだけ詰め込んでも笑あり涙ありの映画として成立してるのはさすがマキノ監督なのかなと思いつつ、終盤ちょっと飽きてしまった。
健さんが「網走番外地」「唐獅子牡丹」を流しとして歌うサービスシーンも有り。
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