企画が野村秋介だったり二・二六事件を描いていたりと、きな臭い内容かと思いきやなかなかの力作。
二・二六事件を軸に陸軍中尉と女郎の恋を描きます。取り巻きに若山富三郎やビートたけしが名を連ねます。
任侠…
民族派右翼のカリスマ野村秋介の企画による人間ドラマ。ニ.二六事件を背景に老いたヤクザと娼婦たちの生き様を描く。若山富三郎の最後の主演作。
昭和10年、新宿二丁目の遊郭・昭和楼に田舎娘の千代が売られ…
ヨボヨボの若山富三郎を出してまで任侠映画やりたいか…と敬遠していたが、そんなに悪くなかった。
若山富三郎はかつての恰幅の面影もなくやせ細っていたが、哀愁のある役どころに旨いこと乗っていた。
佳那晃子…
野村秋介がどの程度関わってたのか気になるが、これみよがしな湿っぽさで悲しくなる映画。ラストの若山富三郎の老体も見てて辛いが(義の右翼ならあそこは身を隠して表に出てこない気がする)、226の描写もあま…
>>続きを読むフィルマークスの評価2.8(2020/10/08現在)だし、若山富三郎の後期の作品だし、微妙なヤツなんだろうなぁ。ジャケもなんかいまいちだしとか思いながら再生ボタンを押す。
とある女郎の半生を軸に…
生きることでなく美しいものや気高いものを一意に置いて評価すれば問題が違ってくる、ていう漱石の箴言を思い出す。なんて馬鹿だ不幸だと思われながら生きたって死んだってもっと身勝手でも、いいような気がする。…
>>続きを読む2.2.6事件は、元々東北の貧困を憂いだ一部将校の反乱(一つの要因)で、物語としては良く出来てると思います。但し、映像表現はあまり訴えて来るものが無く、せっかく若山富三郎、佳那晃子、ビートたけしと豪…
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