これでケリがついた……
テレンス・ヤング監督 1963年製作
主演ショーン・コネリー
先月、ショーン・コネリーの89歳の誕生日に、来年の90歳の誕生日までにはシリーズ全作レビューするぞと心に決めて早ひと月。
ようやく第2作目「ロシアより愛をこめて」
シリーズ「月イチジェームズ・ボンド」です！
いやいや、シリーズ全作で24作あるのに、月イチじゃ観終わらん……なんてことは言わないで。
一応、レビュー済の作品もあるし、クレイグ・ボンドは25作目の公開前にまとめて復習レビューするつもりなので( ¯−¯ )ﾌｯ､ｼﾗﾝｶﾞﾅ
さて、映画です。
はい、このボンドが僕の生まれた年の作品です。
以前から書いていますが、僕の青春のボンドはロジャー・ムーアのボンドです。だから、007と言えばムーア・ボンドなんですが、その後、シリーズを追いかけるうちに出会ったコネリー・ボンドは、やっぱりカッコよかったんだよねぇ～。
前作の「ドクター・ノオ」も良いんですが、今作は本当に最高で( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ
ボンドファンにも人気が高く、007シリーズのランキングなんかでは、必ず上位に入ります。それも当然の魅力たっぷりボンド。ボンドの魅力全部乗せ定食ですよ( •̀ω•́ )و✧ｵﾅｶｲｯﾊﾟｲ
今作はオープニングも衝撃的。
知らずに観たら、驚いたろうなぁ。
そして、タイトルロールのセクシーなこと。
太ももに映るクレジットが好き( ・∀・) ﾆﾔﾆﾔ
これで007のイメージが決まりましたよね。
そして、いよいよQが登場＼(^o^)／
今作では、まだQとは呼ばれませんが……。
でも、今作よりデズモンド・リュウェリンさんがご登場で、それだけで満足( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ
スパイと言えば秘密兵器ですからね。
まだ、大した兵器は出ませんが、アタッシュケースに秘密があるド定番は、今作がルーツ(^-^)
前作に続きスペクターが出るのも良いね～。
特に、今作ではスペクターの訓練シーンもあったりと、サービスいっぱい＼(^o^)／
1963年って、冷戦真っ只中ですから、ロシアのスパイと恋愛関係になるのも驚きで。このプロットを再び生かしたのが、僕が一番好きなムーア・ボンドの「私を愛したスパイ」です( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ
そんな意味で、原点ともなるこの作品も最高でしたね～。
まだ2作目だし、ボンドの方向性もここで固まったと思うし、有名なシーンもたくさん出るので、007弱者を感じる方にもおすすめ出来ます(ˆωˆ )ﾌﾌﾌ…
「ドクター・ノオ」のホップ。
「ロシアより愛をこめて」のステップ。
そして、いよいよ「ゴールドフィンガー」のジャンプで、007シリーズが完成形となりますからね。
宜しければ、是非( •̀ω•́ )و✧
最後に音ネタ💩ｳﾝﾁｸﾝ
今作の「007のテーマ」スピードが速い！
気のせいかなぁ。
ジョン・バリーさんも2作目でこなれたかな？
いつも同じだと勝手に思っていたけど、シンバルのアタックとか速くて、そのせいもあり、緊迫感がいつも以上にあるなぁ( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ
あと、エンドロールで主題歌「ロシアより愛をこめて」が流れます。歌うのはマット・モンロー。
007から主題歌のヒットが出る流れも今作から。
そして、次作ではシャーリー・バッシーの「ゴールドフィンガー」が大ヒット。曲だけ聴いても映画が思い出せますね！
【おまけ:今作のボンドガール】
なんと言っても、ロシアスパイ役のタチアナ・ロマノヴァを演じたダニエラ・ビアンキが素敵で。
ロシアスパイ役ですが、この方イタリアの女優さん。
ミス・イタリアに選ばれ、ミス・ユニバースで準優勝。
また、家柄もよく、祖母は公爵夫人、父親もイタリア軍大佐と言うんだからすごいです。よく芸能入りしました。
この「ロシアより愛をこめて」で人気が出ましたが、その後が続かず、結婚して映画界から去ったようです。
製作サイドは、前作のウルスラ・アンドレスのような美女を出したいと考えたようで、これでいわゆるボンドガールというブランドが出来上がったんですね。
列車のコンパートメントでの下着姿が本当に素晴らしいと思いました(*´▽｀)ﾉﾉﾍﾍﾍ
あと、やっぱりショーン・コネリーは若山弦蔵さんの声が最高ですね。字幕派ですが、ボンドは吹き替えも好き。昔のテレビ放送を思い出せるからね(ˆωˆ )ﾌﾌﾌ…
それではみなさん、また来月お会いしましょう！
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ～(_´Д｀)ノ~~
