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ダーティハリー2のabeeのレビュー・感想・評価

ダーティハリー2(1973年製作の映画)
3.7
【色男のハリー】

クリント・イーストウッドの避けられない汚れ仕事②

前作、市警のやり方にクソくらえと言わんばかりに川にバッヂを投げ捨てたハリーでしたが、相変わらずサンフランシスコ市警でお仕事中です。
しかし、何やら殺人課から異動させられてしまったようです。
そんな中、またも連続殺人が勃発。一向に尻尾を見せない殺人犯をハリーは捕らえることができるのか。

前作、張り込み中に着替え中の女性の部屋を双眼鏡で覗き鼻の下を伸ばし喜んでいたハリーですが、今作では何やらモテモテです。
友人の別居中の妻、アパートの下の階の住人とそこかしこで誘惑されまくりです。

恐らく、この2作目から「ダーティ・ハリー」シリーズのイメージっていうのは固められていったのではないでしょうか?
印象的なオープニングと決めゼリフやラストの捨てゼリフなど1作目に比べ臭さも際立っていますし、西部劇の雰囲気をそのまま刑事ドラマに当てはめたかのような作品作りは唯一無二であり、イーストウッド以外にはできない役です。

ということで、幸か不幸か本日より丸1ヶ月のお休みが決まりBSにて「ダーティ・ハリー」シリーズを制覇できそうです。
BSで映画観るの好きなんですよね。
自分で普段選ばないような映画をランダムで観れますからね。
ヒマっちゃひまなんだけど、DIYしたり色々とやることは意外とあるのです。
コロナ休みをエンジョイしている私なのでした。
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