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鉄道員(ぽっぽや)のkazu1961のレビュー・感想・評価

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)
4.4
「鉄道員(ぽっぽや)」
1999/6/05公開 日本作品 2019-030
日本アカデミー賞最優秀作品賞
再鑑賞シリーズ
2000年第23回 日本アカデミー賞最優秀作品賞

涙無しには観れない感動作!何度も観ました。歳をとればとるほど、号泣度合いが増してきます。
時代は変わっても、人の触れ合いはやはり温かいですね。(乙松と仙次との友情はこころ温まります)
不器用で頑固なまでに自分の使命を貫きとおす生き様。ほんと、、一人の男の生き様が心に染み入ります、そして、娘との再開??はさながら雪国のファンタジー。(ここで号泣してしまうのですが。。)
ほんと、高倉健の演技は心に沁み入ります。“高倉健は何を演じても高倉健だけど、、やはり高倉健でしか成り立たない”と。そんな高倉健の代表作でもありますね。
この「ぽっぽや」は、高倉健演じる北海道の架空の駅・幌舞駅(ほろまい)で近い将来廃線になる幌舞線とともに定年を迎えようとしている鉄道員がその人生を振り返っていく深い物語。原作は直木賞も受賞しています。
その年の日本アカデミー賞最優秀賞9部門を受賞しただけでなく、あのモントリオール世界映画祭でも高倉健さんが主演男優賞を受賞した後世に語り継ぎたい日本映画の1つですよね。

高倉健が『動乱』以来19年ぶりに東映映画に出演した作品であり、広末涼子との共演や坂本龍一の起用なども話題を集めた。北海道の雪深い町の駅舎を舞台に、鉄道員として生きたひとりの男の姿を綴ったドラマ。監督は降旗康男。浅田次郎による第二十七回直木賞受賞の同名小説を、岩間芳樹と降旗監督が共同脚色。主演は高倉健。その他、小林稔侍と大竹しのぶ、広末涼子らが出演している。第23回日本アカデミー賞(2000年3月)の最優秀作品賞、最優秀主演男優賞など主要部門をほぼ独占した。
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