ペコリンゴ

消えた天使のペコリンゴのレビュー・感想・評価

消えた天使(2007年製作の映画)
3.7
記録。
評価低いっすねぇ…
だけどこれ結構面白いと思うんだよなぁ。

冒頭から米国における性犯罪被害の恐るべき実態が語られ、性犯罪者情報公開法(所謂ミーガン法)に則って登録された性犯罪者1000人を監察官1人が監視する、なんて信じられない前提がシレっと語られる。

そう、本作でリチャード・ギアが演じる主人公はその監察官。退職間近の彼が新米監察官の女性とバディを組んで、自担当の登録犯罪者の中にいる誘拐犯を追うお話。

犯人はイギリスにて1963年からの2年間に5人の少年少女を殺害した実在の殺人犯がモデル。あとチョイ役でアヴリル・ラヴィーンが出てる。

劇中、異常な性犯罪者が出てくるけども、犯罪歴が語られるだけで、多くの表現はマイルドに抑えられてるので有害性は低いと思う。でも実際にあんな奴らがウジャウジャ居るアメリカ、よりも性犯罪被害が多い国がある事に嫌悪感(2017年の調査でアメリカは性犯罪発生件数3位で1位ではない)。