Ricola

ふたりのロッテのRicolaのレビュー・感想・評価

ふたりのロッテ(1993年製作の映画)
3.0
生き別れになった双子の姉妹がサマースクールで再会し、親の仲をとりもとうとするために入れ替わるというお話。


児童文学原作とのことでかなり期待していたが、正直期待外れだった。

そう思った1番の理由として、かなり話の展開が雑で非論理的過ぎるということである。

伏線かと思ったら全くその後の話に関係ないことが多くて、ずっこけそうに何度もなった。
特に最初の灯台のくだりにはひいてしまうほどだった。

二人が仲良くなるまでの流れで、なぜ双子の一人がわざわざいじめられなければならないかよくわからないし、その上双子のもう一人がいじめなくなるかの理由も少々不明瞭に感じた。

父と母の仲を取り戻すために双子が協力して行動する過程に関しては納得であったが、わざわざ迷惑をかけることでより絆が深まったように描かれているのも理解に苦しむ。

双子の主人公が可愛らしいのと、サマースクールのイギリスの風景が美しいの軽く観て楽しむのに適していると思った。
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