マヒロ

スティル・ナハト3 ウィーンの森の物語のマヒロのレビュー・感想・評価

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『ブラザーズ・クエイ短編集Ⅱ』にて。

無機質な部屋が舞台であることがほとんどだったクエイ兄弟作品において、珍しく森が舞台になっている。

謎の手が装置を稼働させると、突然ピストルが発射され、松ぼっくりを撃ち抜いたその弾丸をタンスが受け止めて…という謎の挙動を繰り返すという内容。意味はもう全然分かりまへん。
終始バックで流れている音楽とボソボソ喋るラジオのような声がやたらと印象強いけど、今作は『2』のようなMVではない様子。
ピストルという凶器は出てくるものの、何となく他の作品にあるような不穏さはそんなにないように感じた。

(2019.88)
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