彦次郎

日本の黒い夏 冤罪の彦次郎のレビュー・感想・評価

日本の黒い夏 冤罪(2000年製作の映画)
3.5
松本サリン事件をモデルとした冤罪事件を描いた社会派ドラマ。
先入観で突っ走った警察とマスコミは深く頭を垂れる必要がありますが、それよりヤバいのが「確かな人」とされる市井の方々。明らかに罪に陥れようとしている「善意」の匿名性が日本人の特質を表していると思います。
冤罪をかけられても信念を曲げなかった崇高な意志と理屈こねて見苦しいマスコミの醜悪さの対比が感動を呼びます。
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