「ホリディ」
原題「The Holiday」
2007/3/24 公開 アメリカ作品 2018-242
再鑑賞

何時もあったかで安心して観れるラブストーリーですね。
映画の舞台はアメリカとイギリスのクリスマス。豪華キャストに、きゅんとくるストーリー、もう何度も鑑賞しました。
出演者はほんと、超豪華！主人公の女性が、キャメロン・ディアスと、タイタニックのローズ役で有名なケイト・ウィンスレット。そして男性の主要人物が、ジュード・ロウと、ジャック・ブラック。ジャック・ブラックは、スクール・オブ・ロックの主人公役の人ですね。もう最高のキャスティングです。（キャメロン・ディアスは本当に可愛らしさ満開です！）
そして、音楽も凄く良いですね。私は普段から映画のサントラが好きで良く聴くのですが、「ホリデイ」の曲はすごく良いと思います。マイルズの役柄が映画音楽の作曲家なので、音楽にもこだわっているんでしょうね。名作「ニュー・シネマ・パラダイス」の曲もながれますね！エンニオ・モリコーネが大好きなのでこれもGood！
完全にハッピーエンドで終わるので、観ると毎回幸せな気分になります。この安心して観れる感じがあるから、何度も観てしまうのかもしれません。
本作は、人の優しさやあたたかさに溢れている作品なので、元気をもらえる好きな作品です。
PS.ダスティン・ホフマンがレンタルビデオ店に！

キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、ジャック・ブラックら豪華スターが競演するロマンティック・コメディ。ハリウッドで映画予告編製作会社を経営するアマンダと、ロンドンで新聞社に勤めるアイリス。それぞれ失恋したばかりの2人は、お互いの家や車を交換して休暇を過ごす“ホーム・エクスチェンジ”をすることによって、人生の新たな一歩を踏み出していく。監督は「恋愛適齢期」のナンシー・メイヤーズ。

【恋愛映画のススメ】
　ホリデイ (2006)

◆映画のジャンル:
　ロマンティック・コメディ
◆ロケーション:
・ロサンゼルス
・サリー州 / ロンドン郊外
◆パートナー(カッコ内は公開時年齢)
　♀️: キャメロン・ディアス (34)　　　
　♂️: ジュード・ロウ (33)
♀️: ケイト・ウィンスレット (31)　　　
　♂️: ジャック・ブラック (37)

〈見処〉
「人生に一度だけ、誰にでも運命の
休暇がある」
・『ホリデイ』は、2006年公開のロマンティック・コメディ。
・本作の舞台はロンドンとロサンゼルス。ロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、会社のクリスマスパーティーで、恋人であった同僚ジャスパーが他の女性と婚約したことを知る。一方、ロサンゼルスにて、ハリウッド映画の予告編の製作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)も、恋人の浮気に気づき、別れることにした。
・悲しくても涙を流せないアマンダは、休暇を取ることを決め、休暇中にお互いの家や車などを交換する「ホーム・エクスチェンジ」のインターネットサイトにて、アイリスが投稿していたイギリスのサリーの小さな村シェア にある素敵なコテージを見つける。
・意気投合した２人は、早速お互いの家を交換することにして旅立つ。そこで、アマンダはアイリスの兄グレアム(ジュード・ロウ)と、アイリスはイーサンの友人で映画音楽の作曲をしているマイルズ(ジャック・ブラック)や、近所に住む引退した脚本家のアーサー(イーライ・ウォラック)たちと出会う…。
・本作は、「泣けない女」を演じるキャメロン・ディアスと「泣き虫女」に扮するケイト・ウィンスレットの２人の女性が、お互いの家や車を交換して休暇を過ごす「ホーム・エクスチェンジ」によって、人生の新たな一歩を踏み出していくロマンティック・コメディ。監督は『恋愛適齢期』のナンシー・メイヤーズ。

②豪華主演陣にとっての本作
・主演４名それぞれのキャリアの分岐点にあった時期に、本作は製作されている。
◆ジュード・ロウ
・『ショッピング』(1993)で映画デビューしたロウは、『真夜中のサバナ』『ガタカ』『オスカー・ワイルド』で注目を集め、『リプリー』(1999)にてアカデミー助演男優賞に、『コールド マウンテン』(2003)では、アカデミー主演男優賞にノミネート。トップ俳優の地位を確立。
・その間には、『A.I.』(2001)、『アビエイター』(2004)などの大作にも出演。2004年の『ピープル』誌では「最もセクシーな男性」に選ばれ、当時のハリウッド・トップ「A-LIST俳優」の一人として、キャリアピークにて、本作に出演している。

◆ジャック・ブラック
・『ハイ・フィデリティ』(2000)のオタク青年役でブレイクしたブラックは、『愛しのローズマリー』(2001)で初主演。続く『スクール・オブ・ロック』(2004)は全米で初登場1位の大ヒットとなり、彼の代表作となる。『キング・コング』(2005)などの大作にも出演、「もっともキャスティングしたい俳優」の１人となった。
・もともと本作は、監督兼脚本のナンシー・マイヤーズが『ハイスクール・オブ・ロック』(2004)のジャック・ブラックの演技に惚れ込み、彼のためにマイルズ役を脚本化されたものである。

◆キャメロン・ディアス
・21歳の時に『マスク』(1994)にて映画デビューを果たしたディアスであるが、当時は演技力のなさにコンプレックスを持ち、暫くの間、停滞期を味わう。
・転換期となったのは『メリーに首ったけ』(1998)が1億ドルを超える大ヒットとなり、『チャーリーズ・エンジェル』(2000)の成功によって、ハリウッド・トップ女優に駆け上がる。
・翌2001年には、トム・クルーズと共演した『バニラ・スカイ』にて、ゴールデン・グローブ賞を含むいくつもの賞にノミネート。この時期には演技力も克服され、以降は『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)のようなシリアスな映画にも進出するが、ディアスの原点であるコメディ映画の方が評判が良く、キャリアの分岐点に差し掛かった時期にキャスティングされたのが本作である。
・しかしながら、ロマンティック・コメディ主演女優としてはピークは過ぎ、以降は、『ナイト＆デイ』や『グリーン・ホーネット』などの大作で存在感を示しながらも、42歳で出演した『ANNIE/アニー』(2014)を最後に活動を休止している。

◆ケイト・ウィンスレット
・ハリウッド大作『タイタニック』(1997)のローズ役で一躍スターとなったウィンスレットは、以降、『ハムレット』『ネバーランド』など、コスチューム・プレイの作品が多いことから「コルセット・ケイト」というニックネームが付けられる。
・また、『タイタニック』に続き、『アイリス』(2001)、『エターナル・サンシャイン』(2004)、『リトル・チルドレン』(2006)と、出演のたびにアカデミー・ノミネートをされ、まさに若手演技派女優の第一人者となった彼女は、本作でもコメディエンヌを発揮するとともに、確かな技量に裏付けされた「泣きの演技力」を発揮。
・本作のあとに製作された『愛を読むひと』では、ついにアカデミー主演女優賞を獲得。キャリアピークに到達している。

③結び…本作の見処は？
鑑賞者も温かい気持ちになれる「ホリディ」を味わえる、上質のロマンティック・コメディ

◎: 135分の長尺作品ながら、２組のカップルの恋愛模様をそれぞれ描き、まるで「60分の作品×２本」のようにストーリーが凝縮していて、退屈なく鑑賞出来る。とくにケイト・ウィンスレットのパートで描かれる、老脚本家アーサーとの交流は心地好い。
○: ハンス・ジマーが音楽を手掛ける本作には、モリコーネの『ニューシネマパラダイス』など映画愛に溢れる楽曲が多数登場。また、有名俳優３人のカメオ出演シーンなど、映画ファンが楽しめる場面も多い。
○: 「エクスチェンジ」された二軒の魅力的な住処は、ともに本作のために建てられたセット。どちらも快適そうである。
▲: キャリアピークに差し掛かる時期に出演した３人に対して、キャメロン・ディアスには、多少の黄昏感あり。ラブコメ女王がキャリアを維持する大変さがわかるような気がする。

• #恋愛映画のススメ

『ホリデイ』
原題The Holiday.
製作年2006年。上映時間135分。

キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、ジャック・ブラックら豪華スターが競演するロマンティック・コメディ。

ハリウッドで映画予告編製作会社を経営するアマンダと、ロンドンで新聞社に勤めるアイリス。
それぞれ失恋したばかりの2人は、お互いの家や車を交換して休暇を過ごす“ホーム・エクスチェンジ”をすることによって、人生の新たな一歩を踏み出していく。。。

今作品は、愛とロマンスを扱った典型的な映画やけど、その愛について深く考察している。
このクリスマス時期に合うかなぁとチョイスしましたが、ピッタリでした。
キャメロン・ディアス、　
ケイト・ウィンスレット、
ジュード・ロウ、
ジャック・ブラック
が出演する今作品は、カリスマ性のあるジャック1人がコメディタッチではないドラマチックな役を演じているほかは、主に目玉役のキャストの堅実な演技によって成立しているかな。
キャラ全員が恋愛に悩み、
愛想を尽かされ、
そこから彼らの葛藤と、
成長の物語が始まる。
片思いの相手、
乗せられた相手、
遠距離恋愛への疑問、
コミットメント、
ほんで、もちろん信頼の話。
4人の主要キャラに感情移入する始終でした。
彼らは、愛のさまざまな側面を扱いながら、最終的には愛によって傷つくことを恐れながら物語を進めていく。 キャメロン・ディアスは、エドワード・バーンズ演じる恋人に騙される、最高に、オッチョコチョイな女子に立戻っていると感じたし、
ケイト・ウィンスレットは、片思いに悩む女子としてとても説得力があり、ルーファス・スウェルが演じる恋人を恋しがり、とても弱々しい表情をしていた。
ジュード・ロウはてぇと、必要なときにその魅力を発揮する以外にはあまり活躍せず、
一方、ジャック・ブラックは色あせることなく、シャニン・ソサモンと恋愛するキャラで、
各々に本領を発揮していた。
今作品の展開の多くは、かなりの数の小さな驚きで、自らを紐解くことに成功している。
こないな小さなサプライズ要素は、クリスマスに包装を開けるプレゼントのようなモンかな。
何が来るのか推測し、強いヒントを得て、最後にプレゼントが何であるかを疑いながらも、その結果に嬉しい驚きを覚えるように。
仕掛け、要素、キャラ、
どれをとっても、心が温かくなる瞬間がたくさんありました。
このジャンルに限らず、かわいさには流行り廃りがないんかなぁと個人的に思いました。
今作品は、テンポの良さと編集の良さが特徴かな。
2時間15分という長尺で、退屈に感じる瞬間はあまりなかったし、
表面的には、ロマンスそのものに関する問題や課題、各キャラが何とかせなアカン試練が山ほどあるが、その裏側には、親しい友人なら多かれ少なかれ云ってくれるであろう、
心地よく、
希望に満ちたメッセージがあり、それが決まりきったものであっても気にすることはないんちゃうかな。
クリスマスムービー、ロマンス、ほんで楽しいドラマがひとつになった今作品は、恋愛経験者にとっては思い出を辿る旅となり、同時に、特別な誰かを待っていない人、あるいは待っている人にはたくさんの希望を与えてくれる作品やと思います。
しかし、それは観る側が、そのメッセージに同意する場合のみやけど。

フィルマークスの友達へ、
愛、そして、すべての人に対する
平和と親善を。

Happy Christmas!

繁忙期だからと、日々何かに頑張っている方、家事育児に休みなしで働かれてる方、また、慌ただしい年の瀬に机に向かい勉強されてる方、懸命に生きている皆さん。
時には上手に手を抜いて、休憩しながらこの時期を乗り切って行きましょう。
ひと段落したら、美味しい食べ物や、温かな飲み物を呑み、息抜きを～。
😊🍀