Jaya

ザ・フォッグのJayaのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・フォッグ(1980年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

100年前に町の奴らに謀殺された金持ちの亡霊が、霧に乗って復讐しにやってくるお話。亡霊が現れて一撃を加えるSEがド派手。ギョイーン。

霧の描写に全てが注ぎ込まれていて微笑ましい。亡霊や怪奇現象の描写も頑張っています。濡れる板切れはどうやって撮ったのだろう?大して怖くはないんですが、ニヤニヤとはさせられました。

当然ながらプロットは穴だらけ。そもそも登場人物たちが終盤までほぼ交わらないため、各人がどの程度現状を把握してるのかが分かりづらいのがつらい。早々に亡霊の正体が判明するのは流石。

復讐よりも財宝取り返して帰っていく守銭奴…と思いきややっぱり神父殺すというラスト、何で一回帰ったんじゃ??

序盤はかなりワクワクしつつも、終盤に行くにつれて飽きてしまった感はありましたが、それでも怒涛の一直線展開が楽しめた作品でした。
Jaya

Jaya