月刊少年キャプテン連載・原作が たがみよしひさの漫画。80年代テイストを象徴する絵柄ですな。

荒廃した世界。上部市民・シチズンに支配される下層民・ピープルは戦争によってのみ出世が出来る。
死神の異名のグレイはヒロインのノーヴァと、上官であるレッドを捜索に出る。レジスタントに参加していたレッドを倒し、世界を支配しているコンピューター・ビッグママに戦いを挑む…という話。

なんか粗筋だけ読むと面白そうだが、本編を見るとイマイチ乗れない。
グレイがかつての恋人リップとの想いを抱えていること。今の恋人ノーヴァへの想い。レッドに対する尊敬。反骨精神など、色々な要素は判るのだがどうも感情移入しにくい。

やっぱり敵が不透明なまま終わるのが気持ち悪いんだと思う。
何と戦っているかが具体的に伝わり辛い。肝心のビッグママが最後に出てくるだけだもんな。

全体のデザインも面白いが、今見ると多少ダサ格好良い感じかしら。

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徳間ジャパン製作のアニメ。制作は葦プロダクション。たがみよしひさ原作を出崎哲が監督した。75分。
梅田コマシルバーにて

DVDでないかな～。LDは持ってるけどデッキ壊れてて見られない．．．