このレビューはネタバレを含みます
あの2001年の続編。2001の方は原作とセットで鑑賞したが、こちらは未読。ごめんよアーサー卿。
ロシアの描き方や東西冷戦の構図がちょっとステレオタイプに過ぎるけど、程良い娯楽作品に仕上がってたのでまあよし。
キューブリックの前作と較べてしまうと遜色があると言うが、これはこれでディテールも含めて結構好き。
前作では発狂したロボットにしか見えなかったHAL9000が何故ボーマン達に逆らったのかという説明は割と強引だったけど、
自己犠牲を買って出るHALはちょっと海底鬼岩城思い出させる滅茶滅茶良いシーン。「真実を教えてくれてありがとう」の台詞には泣ける。
モノリス大量発生はシリアスなシーンなんだけどちょっと笑ってしまった。