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靴に恋する人魚のkoyaのレビュー・感想・評価

靴に恋する人魚(2005年製作の映画)
4.5
この映画は、アンディ・ラウが主催するFocus Filmの第一回作品なんです。
武蔵野館で公開になったとき、たまたま観て、とても好きだったなぁ。
DVDで今回見直してみて、ビビアン・スーの足がとにかくキレイでびっくり。

足が不自由で、手術で歩けるようになったドド(朵朵)は、かわいい靴が大好き。出版社に勤めるようになって好きなだけ、欲しい靴を買っている。
虫歯になったドドが出合った、ハンサムな歯医者さん、スマイリー。
キレイな足にかわいい靴の女の子に出会って、2人は結婚。
しかし、おとぎ話のように何もかも幸せにはならない。

2人には試練とも言うべきことが、起きる。
そして、本当の幸せってなんだろう、って思うなぁ。

忘れていて意外と面白かったのが、靴、買いすぎ・・・とさすがに優しいスマイリーが諭すと、2人で野鳥観察始めちゃうところですね。
唐突に野鳥観察。こういう先が読めないちょっとした寄り道が面白い映画。
もう、全編、かわいらしくてね・・・それでいて、ちょっとシビアで残酷で。
甘ったるさばかりではない、きれいごとだけではない、大人の童話って感じです。
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