ろ

スティングのろのレビュー・感想・評価

スティング(1973年製作の映画)
4.7

爽快、痛快、あゝおもしろい。


そうか~これはこの映画のテーマソングだったんだ。
ディズニーランドで慣れ親しんだ1曲。この曲聴きながらシンデレラ城見てたよなぁ…と懐かしくなってしまう。

そうそう、偽の賭博場を設けた地下室への裏口、あの辺はUSJの街並みで再現されているので、見ているだけでなんだかジーンときてしまった。

観客と一緒に敵を欺く演技と、観客を騙す演技が全く違うので、比べながら観るのがすっごく楽しかったです。


詐欺師のフッカーは相棒と一緒に盗みを働くが、それはあるギャングの金だった。相棒を殺されたフッカーはギャングに復讐しようと決意する。

地下室を借りて偽の賭博場を作るのですが、そのシーンの緩急がすごい。
賭博場にいる人たちはみんな”サクラ”。ギャングが来るまではワイワイ騒いで飲んだり食べたり。一転、「ブー!」と合図が鳴り響くと黙々と馬券を買い、新聞に目を通す人々に成りすます。
サクラの1人がギャングに話しかける瞬間、タイミングを見計らって競馬中継を読み上げる瞬間、まるで自分もその場にいるかのような緊張感が走る。
息を吞み、手に汗握り、フーっとため息をつくの繰り返し。
なんだろう、この一体感は。


あの、たまらなくあっさりしたラストが最高に好きです。




※一瞬(殺し屋から逃れるときだったかな?)ロバートレッドフォードと目が合ったような気がしたんだけど気のせいかな。まだどきどきしてる。

※コメント欄 自主閉鎖中m(__)m
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