ユニコーン
大悪党を目指すグルーは月を盗む計画を立てる。作戦実現のため孤児院から3姉妹を引き取り利用しようとするが、予想外に懐かれてしまい…
USJ元ネタレビュー6作目。
ちなみにまだアトラクションには乗れていません(泣)。
ミニオンのキュートなデザインやビックリドッキリメカ、コミカルなギャグなど子供達が楽しめる要素をこれでもかと詰め込み、かつ彼らの付き添いで来た親御さんの心にも響くメッセージが込められているバランスの良い内容です。
3姉妹を道具としか思っていなかったグルーが、彼女達のワガママに振り回される内に情が移っていく様子がすごく丁寧であり、子供だけでなく親も楽しめるファミリー映画とはこの事かと。
作戦を大急ぎで終わらせてそのままバレエの発表会に向かう姿が、我が子を愛する親そっくり(笑)。
少年時代からの夢を大人になって達成するというのも琴線に触れました。月を目の前にして感慨深い表情になるグルーになんとも言えない気持ちになります。
子供向けだからと敬遠していたけど、実際観たら親が子供以上に夢中になっていたというのはよくある話。良質なアニメである証拠でしょう。
グルー自作のユニコーンの絵本に少しウルッときます。
