あるちう

パッセンジャーズのあるちうのネタバレレビュー・内容・結末

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ・感想】
セラピストとして働くクレアはある飛行機事故で助かった生存者達のカウンセリングを担当することになる。
だが、カウンセリングを進めるうち、生存者によって事故の経緯の記憶に差があったり、段々患者が消えるなど不可解な事態が続く。
そのなかでも患者のひとりであるエリックに振り回されるうちに違和感はどんどん加速していき。。

序盤~中盤はシチュエーションや、感情の機微について説明不足を感じ、なおかつほんとに主人公?振り回されているばっかりで良いんか?と思っていましたが、オチで納得。
すごい意外だったり、大きなどんでん返しではないんです。ありがちともいえるけど、嫌いじゃない展開でした。
後悔はいつくるか分からないから、今出来ることをしっかりしていこう。大事な人に大事ですってちゃんと話そうって思えるラスト。良いと思います。

【良かった点・好きなシーン】
夜以外のシーンではずっと曇り雨なんですよね。この映画。それも彼女らの状況を示唆していたのかなーと。撮影大変だったと思います笑
出ている役者さんが見知った顔ばかりで安心感もって観られました。

中盤の「結婚が怖いのは人生が現実になるから。夢や希望や計画じゃなくて現実になる」みたい台詞はわりと好きです。そこに喜びとか生きがいを感じる人もいると思うんですよ。自覚持つことで。でも物事には色々な考え方があっていいし、ただ流されずある意味幸せについてちゃんと考えるとこんな意見もあるかもなって感じました。

アンハサウェイは同じ人類と思えないくらい美人で、スタイルおばけ級でなんだか怖いくらいです。素敵です。
あるちう

あるちう