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瀧の白糸
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『瀧の白糸』に投稿された感想・評価

Jimmy
1.5
泉鏡花原作の『滝の白糸』は繰り返し映画化されており、
最初に観たのが「溝口健二監督版」、
次に観たのが「若尾文子主演版」、
そして今回は「京マチ子主演版」と3作目🎥

溝口健二版が厳しい結末だったのに、若尾文子版ではマイルドな結末に改変されていてガッカリしたこともあったので、本作の結末を気にしながら観始めた。
ただ、本作は「脚本:依田義賢」ということで(溝口版では脚色に入っていなかった)依田さんだが「厳しい結末になるのでは…」と思ったら、甘かった…😶

溝口版が傑作たる由縁は、個人的な感情を抜きにした厳しい結末あってこそなのに、大映作品になると甘い改変されてしまってガッカリ😮‍💨

物語概要は、美貌の女水芸師「瀧の白糸」(京マチ子)は、貧乏学生の村越欣彌(森雅之)が法律の勉強をしていて、学資を仕送る約束をした。白糸の気持ちに動かされて仕送りを受けることにした村越学生。
しかし、しょせん大道芸には波があり白糸も金欠になっても金の工面をして貧乏学生に3年間の仕送りを続けて、学生は立派に任官する。しかし、美貌の白糸は、借金した男からレイプされそうになって包丁を手に…といった展開を見せる。

やはり『瀧の白糸』の映画版としては、溝口健二監督作が頂点であろう。
本作は、その頂点となる傑作と比べてしまうと、かなり見劣りする残念作であった😵

ただ、映画の内容とは別に、浪花千栄子が素晴らしい演技をしていたのが救いだったかも知れない👍
KAZ
3.5
またまた日本映画専門チャンネルの蔵出し名画座で観た。1952年のモノクロ、古っ。

同じタイトルで他にも何本か作られてるんだよね。もしや原作が有名とか?

今の時代はメッセージアプリで瞬時にやり取りするのが当たり前になってるけど、ネットなんてなかった時代では、映画の中で主役の男女がやってたみたいに、しっかり手紙を書いて投函して、相手からの返信を待ってまた手紙書いて…ってめっちゃ手間のかかる事が普通に行われてたんだね。

恋愛劇から法廷劇になって行く展開。
俺が観てきたレトロ映画の中では異色の内容で中々面白かったよ。
Etiudy
4.2
無知なもので50年代の知らない監督の作品だし古臭くつまらないかなと思いながら観てたら、ものすごく良かった…!涙
旅芸人の気丈でロマンテックな瀧の白糸を演じた京マチ子、サバサバしつつ人情味溢れた姉さんを演じた浪花千栄子ほか、主要なキャストの見事な演技に惹きこまれた。また、場面転換のタイミングが結構早く、多くを語らないその余白にかえって瀧の白糸の悲しみや愛情が浮かび上がるようで感傷的であり、また感情移入してしまう。
森雅之が当時40歳くらいで苦学生というのは、さすがに無理があったような笑。
泉鏡花原作というのも良き。美しい作品だった。

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