大雷雨を配信している動画配信サービス

『大雷雨』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

大雷雨
動画配信は2025年6月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『大雷雨』に投稿された感想・評価

Maoryu
3.7
カリフォルニアの電力会社に勤めるハンク(エドワード・G・ロビンソン)は殉職した仲間の娘で、夜の店で働くフェイ(マレーネ・ディートリヒ)に一目惚れする。親友ジョニー(ジョージ・ラフト)の反対を押し切り2人は結婚するが、フェイは次第に自分がジョニーに惹かれていることに気付いていく。

ほぼハズレがないラオール・ウォルシュ監督作品。
エドワード・G・ロビンソンとジョージ・ラフトのコンビだけどギャングじゃない。それどころか心優しく男気溢れるナイスガイの物語だ。

一途にフェイを愛するハンクと、幸せなはずの結婚生活に違和感を覚えるフェイ、友情を大切にしながらも自分の想いを押し殺すジョニーの三角関係を、笑いを織り交ぜながら飽きることなく見せてくれる。
迫力の鉄塔作業も見どころで、派手な殴り合いにはしっかりウォード・ボンドも参加して見せ場を作ってた。

そして、ヒロインのマレーネ・ディートリヒはやっぱり酒場が良く似合う。逆にキッチンに立つ主婦姿の違和感!笑
エドワード・G・ロビンソンはおっかないワルか女に貢ぐ中年男のイメージで、今回は後者。“愛してないわ” と言われても、“俺が2人分、愛するさ” と切り返すハンクは憎めない味のあるキャラだった。

ただ、あまりに短絡的でキレすぎで、ラストの大ゲンカと落下は大味な展開だったなー。
ハンクの真っ直ぐさが魅力的だっただけに、残されたフェイとジョニーの姿には、どうもすっきりしなかった。
菩薩
4.2
「地上で話そう!」←マジでこれ

命の危険も顧みない高所作業員達の荒々しい即ギレ喧嘩→握手で一発和解の連発がなんとも微笑ましいと思いながら観ていたら、それすらも終盤のタマキンがヒュッとなる何もそこで争わなくてもの大喧嘩のネタフリでしかなくて悲しくなったし、ようやく嫁さんをゲットした非モテおっさんが辿る悲しすぎる末路に涙がちょちょ切れた。結婚しよう、私は愛してない、俺が二倍愛す、では上手くいかんのだよ結婚は…知らんけど…。冒頭の事故の心臓マッサージがただの腰マッサージなのはそういう時代だったって事なのかな?あれでよく生き返ったなとは思うが。ちょくちょく挟まれるギャグセンと小ネタが本当に上手い、倒されるべくして登場する鉄塔ウェディングケーキ、退院即轢かれ再入院おじさん、ディートリッヒの美脚、雨に濡れてもディートリッヒ。
4.5
設定こそ特殊ながら100分にユーモア、愛、悲劇すべて詰まってる古典的ハリウッドの教科書。展開の契機かつ情動装置としての悪天候が効果的で、ビンタ/キスの瞬間に鳴り響く大雷雨がエモーショナル。クライマックスも大スタジオならではの特殊効果で雨が滝のように降り注ぐ。

ウォルシュはモブの配置も上手いが今回は至るところで物が投げられ、その放物でカットを割る軽快なアクション繋ぎを簡単にやってのけていることに驚いた。
また出所という彼が好んで撮ってるシチュエーションがあるのも良い。タバコを受け取り、煙を吐くディートリッヒの特権的なソフトフォーカスはメロドラマの筆致。

『大雷雨』に似ている作品

コンドル

製作国:

上映時間:

121分

ジャンル:

3.9

あらすじ

南米の喜歌劇巡業を終えたニューヨークのショーガール、ポニー・リーは、パナマへの帰路で、エクアドルの小さな港に降り立つ。定期郵便飛行のパイロットたちがポニーに色目を使うなか、ポニーは空港の支…

>>続きを読む