彼奴(きやつ)は顔役だ!の作品情報・感想・評価

「彼奴(きやつ)は顔役だ!」に投稿された感想・評価

DKeita

DKeitaの感想・評価

3.8
すごく面白いけど、大して凄いとは思えない。

ラストの雪の中の疾走、死って流れは綺麗だった。
 本作に関しては「メッチャ面白かった!」という記憶があって、でも同じ監督・主演コンビの「白熱」は再見すると以前ほど楽しめなかった。なので本作もどれだけ推すべきか迷うのだが、ともかく、前に観た時はすごく面白かったんですよ。ソフトを買えとまでは言えないけれど、レンタル店や中古DVDが500円以下で手に入るとかなら躊躇してはいけない。ボガートの悪役が秀逸。
「汚れた顔の天使」と並んで、ジェームズ・キャグニーのキャリア中期を代表するギャング映画。

原題の「狂騒の二十年代」の通り、第一次大戦終戦からはじまる。職にあぶれた復員兵たちが次第に密造酒に手をだし、ギャングスターとしてのしあがっていくストーリー。
当然、禁酒法撤廃や世界恐慌で没落するまでも描いていて、いわば「ギャング盛衰記」といった作品。

監督はのちにキャグニーと組んで、あの大傑作「白熱」を作るラオール・ウォルシュ。
個人的には「汚れた~」よりこっちの方が作品のテンポがよく、出来は上だと思う。
エーコ

エーコの感想・評価

5.0
「あの兵士、15くらいだ」ハンフリー・ボガートが撃つ。「16にはなれねえ」
ほとんど記憶に無いがめちゃくちゃ面白い。
ボギーが出てるがスターになる前らしく悪役なのが新鮮だった。
ラストの雪のショットだけ鮮烈に覚えている。
のん

のんの感想・評価

3.6

キャグニーとボガート共演作。


1920年代が舞台。
戦争で共に戦ったかつての戦友3人。
彼ら3人の運命が皮肉に満ちている。

キャグニー演じるエディは、戦争から帰還して元の職場に復帰出来るものと思っていたのにそうは行かず、色々なことが彼を裏の社会への布石となるのだけれど、その様が丁寧に描かれていて何とも切ない。

激動のアメリカの(裏)社会史みたいです。

エディ……( ;∀;)
禁酒法時代の狂騒を駆け抜けた1人のギャングの興亡史(第1次世界大戦後に帰還兵が陥った深刻な失業問題が色濃く反映されている)であると同時に、愛する対象と決して視線が合わない切なすぎる片思い映画でもあり。「酒場ではミルクしか飲めない下戸の酒密売人」というジェームズ・キャグニーのキャラクター設定がとても魅力的。
終盤雪の中をよろめきながら走るキャグニーの姿をとらえた感動的なトラック・ショットは、後のレオス・カラックス映画におけるドニ・ラヴァンに引き継がれていると思う。傑作。
rico

ricoの感想・評価

3.7
ウォルシュ研究しないとウォルシュの事って書けないなあとたまに見るたびに思う。
キャグニーもボギーもとてもいい演技してる。キャグニー細い!
ミル

ミルの感想・評価

4.3
目まぐるしい場面と時代展開
その時代の流れと共に変わりゆく人
それでもそれぞれの愛は変わらなくて…

あぁパナマ…
パナマの愛よどうか報われておくれよ…

ラストシーンのなんと美しいこと
ギラついたボギーが怖くて最高。探偵よりこういう役の方が好きだな
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