コンドルの作品情報・感想・評価

「コンドル」に投稿された感想・評価

不屈の映画。ヒコーキ野郎のハードボイルドとジャムセッションの多幸感のギャップが心地良い。
コインのくだりがニク過ぎる。勢いそのままに疾走感溢れる滑走へ。すばら!
U

Uの感想・評価

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2019.6.9 DVD #130

「天使だけが翼を持っている」という美しい原題を持つ『コンドル』。

南米の架空の港町バランカを舞台に郵便飛行をおこなっている男たちのドラマ。

ジーン・アーサーがピアノ演奏の腕前を披露するときの画面の人口密度の高さは異常。
白

白の感想・評価

4.5
外部世界の暗い虚空に対する個人の自己確認の重要さをモチーフに据え、厭世的なロマンティシズムの香りや、ストイックな主人公と自由気儘なヒロインについて、ホークスが完璧に明快且つ自信を持って表現している。
死を恐れる気分を撥ねつける若々しい観念の目も眩むほどの魅力と、苛烈で暗い絶望の同居が、最もバランスよく清々しい後味を残すホークス作品。
社長

社長の感想・評価

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コインや水、銃といった小道具が、会話シーンを小気味よいアクションとして帰結させていた。
飛行シーンが広げる映画的空間。
着地点へ距離を詰めるプロセスの長回し、鳥がもたらす思いがけない画面。
ラストの鮮やかさを最後のショットの滑走する真横からの機体が受け止める。
ゆく

ゆくの感想・評価

5.0
完璧すぎてため息。
最後まで告白の言葉を口にしない主人公は今みるとどうなのという気もしないでもないが、それにしたって上手い
ekun

ekunの感想・評価

5.0
娯楽作品として完璧な脚本じゃない?

ピアノのシーンなんてビートルズのHeyJudeかと思った。眼福でした。
magnolia

magnoliaの感想・評価

4.0
男同士の友情・絆がとても粋でカッコいい

ちゃっちー小型飛行機と、水たまりだらけのグダグダに歪んだ滑走路なのに、経済的理由もあり悪天候でも隙あらば飛ぶ貨物航空…当然死が近い職場でみな、悲しい時ほど明るく振舞う…厳しい現場で、男たちが黙って共有する仲間意識
特に視力検査の場面で、双方多くを語らない思いやり方にグッとくる

結構挟まれる笑いどころが自然で、職種的緊張度の均衡に沿っているところも上手

最近鑑賞した『The Shawshank Redemption』からリタヘイワースさんが見たくなり…本当に絶世の美女だなぁ、元カノ役としても良かった
主人公は全体を考慮して難しい判断を瞬時にこなす”ザ・リーダー”なイイ男だったが、女の趣味は昔の方が良くないか?…というか、今カノ(?)絶対アカンやろ…
超完璧。
脇役ではあるけどリタ・ヘイワースの存在感凄かった。
しきぶ

しきぶの感想・評価

4.4
男映画の最高傑作。
ホークス映画の歌をみんなで歌うシーンはほんと素晴らしいな。
トーマスミッチェル演じるキッドが泣かす。冒頭、仲間が墜落したのを見て震えながらタバコに火を点けるところでうるっとくるし、ラスト死に際にヘマしてる様子を見られたくないと、ケイリーグラントさえ遠ざけるカッコよさ。
リチャードバーセルメス演じるバットもくそカッコいい。
俺は女には何も求めないというケイリーグラントのセリフ、表しかないコインという小道具を絶妙に絡ませたラストの巧さ。
ケイリー・グラントはパイロットだが、管理職的な立場でもある。世界中に恋人がいる設定は『港々に女あり』の空版。飛行機を空中から長いロングショットで捉えるシーンが圧巻である。そして死ぬときは独りぼっちなトーマス・ミッチェルで泣きます。
「20分前に死んだ奴は20年後も死んでいる」
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