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007/ダイヤモンドは永遠にのkazu1961のレビュー・感想・評価

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)
3.3
▪️JPTitle :「007/ダイヤモンドは永遠に」
ORTitle:「Diamonds Are Forever」
▪️First Release Year : 1971
▪️JP Release Date : 1971/12/18
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-056 再鑑賞
🕰Running Time : 120分
▪️Director : ガイ・ハミルトン
▪️Writer : トム・マンキーウィッツ、リチャード・メイボーム
▪️MusicD : ジョン・バリー
▪️Cast : ショーン・コネリー、ジル・セント・ジョン、チャールズ・グレイ
▪️Review
ショーン・コネリーのボンド復帰作であり、ボンド卒業作なんですけどね。特に前作は不評だったこともあり、起死回生の原点回帰を狙ったんですが、残念ながら後世には評価が全く逆になってしまいました。。。監督はこれがシリーズ2度目のガイ・ハミルトン。主題歌もこれまたシリーズ2度目のシャーリー・バッシーを起用したんですけどね。。。
今回はラスベガスを舞台にダイヤモンドを巡って繰り広げられるストーリーなんですが、いかんせん前2作に比べると舞台もストーリーも地味で、
特に中盤の展開までは盛り上がりに欠けました。それでもその展開も楽しめるのですが、どうも既視感がいっぱいで、マンネリズムを感じざるを得ませんでした。
さらにコメディ的な描写も多く、前2作のシリアス路線とは違った様相で、ゲイの殺し屋が登場したりブロフェルドも女装したりします。この部分も不評をかったようです。(一方でこのコメディ路線は人気を復活させた3代目ボンドのロジャー・ムーアに引き継がれることになるのですが。)
さらに強敵スペクターは権利関係上、本作を最後にシリーズから姿を消すこととなり、2015年の『スペクター』まで登場しなくなるんですね。

物語は。。。
アフリカから密輸され、行方がわからなくなっているダイヤモンドを探すために、ボンドはダイヤの運び屋に変装。やがてティファニーという女からダイヤの運搬を依頼されますが、その裏に宿敵ブロフェルドの存在を嗅ぎつけます。。。

☆ボンドガール:
ティファニー/ジル・セント・ジョン
ジル・セント・ジョンはアメリカカリフォルニア州ロサンゼルス出身の女優で、彼女はわずか9歳で子役としてデビューし、テレビシリーズ『バットマン』(1966)の第1話と第2話にも登場していました。

☆悪役
ブロフェルド/チャールズ・グレイ
ブロフェルド3代目ですね。。。全員印象が違います。。。ブロフェルドを演じたチャールズ・グレイは、『007は二度死ぬ』ではボンドの協力者ヘンダーソンを演じていましま。2つの映画で善玉と悪玉を演じ分けたのは面白いですね。

▪️Overview (映画. comより)
“ジェームズ・ボンド・シリーズ”の第7作。製作はハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ、監督は「007/ゴールドフィンガー」のガイ・ハミルトン、脚色はトム・マンキーウィッツ、撮影はテッド・ムーア、美術はビル・ケニー、音楽はジョン・バリー、編集はジョン・W・ホームズが各々担当。出演は再びボンド役にカムバックしたショーン・コネリー、ジル・セント・ジョン、ナタリーの妹ラナ・ウッド、チャールズ・グレイ、ブルース・キャボット、カントリー・ウエスタン歌手のジミー・ディーンなど。
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