スタイルを隠しきれないハモニカ長屋の正和と偏見にみちた世界。正和口調と親和性の高い聾唖演技。軽薄な大学出の新聞記者って満点の園井さんと十二歳の正義感、デートと称して聾学校に呼び出される南田洋子と最高…
>>続きを読む聴覚障害者が殺人を疑われ逮捕され、不利な証拠や警察による思い込みで追い詰められていく内容は社会派ものとしてもよく出来ていたし、そんな冤罪で追い詰められていく耳の聞こえない青年という弱者を若き日の田村…
>>続きを読む聾唖者に対する世間の偏見を取り上げた社会派ドラマかと思ったら、途中からはミステリー。
終盤はちょっと都合が良すぎる場面もあったけど、園井啓介と一緒に謎解きするのも楽しかったし、田村正和の容疑も晴れて…
「一生懸命いきる」。シンプルなこの言葉にこれほど心を動かされる事があっただろうか。
正統派人間ドラマとミステリーのスライドが秀逸で、二転三転する展開が如何にも西村京太郎的。原作から大きく改変されては…
親思いで聾唖の田村正和が母殺しの容疑者になってしまう、ほんの少しだけ社会派寄りの冤罪法廷モノ。作り手は完全に大真面目なんだけど、なんだろうこの身体の捩れるような珍品感。丁寧なようでいて雑さが致命的な…
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