この声なき叫びの作品情報・感想・評価

この声なき叫び1965年製作の映画)

製作国:

3.6

『この声なき叫び』に投稿された感想・評価

原作が西村京太郎だから途中からミステリーになるのもやむ無し。薬剤師が絡むのは分かったけどまさかね。
doi
4.0

スタイルを隠しきれないハモニカ長屋の正和と偏見にみちた世界。正和口調と親和性の高い聾唖演技。軽薄な大学出の新聞記者って満点の園井さんと十二歳の正義感、デートと称して聾学校に呼び出される南田洋子と最高…

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3.3

聴覚障害者が殺人を疑われ逮捕され、不利な証拠や警察による思い込みで追い詰められていく内容は社会派ものとしてもよく出来ていたし、そんな冤罪で追い詰められていく耳の聞こえない青年という弱者を若き日の田村…

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こ
3.7
このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃご近所のお話(!)
ハモニカ長家
若き田村正和の憂いさいい〜
笠智衆がことばを発するだけで泣きそうになってしまうの助けて、

もうちょっと根拠をくれという箇所もあまりにも心無いことばもあ…

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5.0
今では削除されてしまった刑法40条ろうあ者と200条尊属殺のダブルパンチ。
1965年にその二つの条文の問題を追及しているのだから、当時の原作者も監督も実に知的で人として奥が深い。

016

聾唖者に対する世間の偏見を取り上げた社会派ドラマかと思ったら、途中からはミステリー。
終盤はちょっと都合が良すぎる場面もあったけど、園井啓介と一緒に謎解きするのも楽しかったし、田村正和の容疑も晴れて…

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「一生懸命いきる」。シンプルなこの言葉にこれほど心を動かされる事があっただろうか。
正統派人間ドラマとミステリーのスライドが秀逸で、二転三転する展開が如何にも西村京太郎的。原作から大きく改変されては…

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親思いで聾唖の田村正和が母殺しの容疑者になってしまう、ほんの少しだけ社会派寄りの冤罪法廷モノ。作り手は完全に大真面目なんだけど、なんだろうこの身体の捩れるような珍品感。丁寧なようでいて雑さが致命的な…

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色々思う事はあれど、よく撮れてると思った。

しかし、よく薬局の旦那さんを見つけられたもんだと思った…。
なんというか、うん、シナリオがちょっと…うん。

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