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おかしなおかしな大追跡のtjZeroのレビュー・感想・評価

おかしなおかしな大追跡(1972年製作の映画)
3.8
ありふれた、赤いチェックの旅行👜カバン。

その、同じ種類の4つの👜が、サンフランシスコのホテルに集結。

①…政府のエージェントが極秘書類を詰めた👜

②…音楽教授のハワード(ライアン・オニール)が学会発表用に持ち込んだ岩石を入れた👜

③…宿泊客の老婦人が高価な宝石類を保管した👜

④…放浪癖のあるジュディ(バーブラ・ストライサンド)が百科事典と着替えを入れて持ち運ぶ👜

4つの同じ👜が同じホテルの同じ階(17F)に揃う…ってなかなかの偶然だけど、そんなギモンを感じさせないくらいに、めまぐるしく物語が展開。

①を狙うスパイ、③を強奪しようとする泥棒やマフィアに加え、④のジュディが②のハワードにひとめ惚れして追いかけ回すので、4つの👜が間違われた持ち主の元を右往左往。それに巻き込まれた他の宿泊客たちにもトラブルが飛び火🔥。

クライマックスでは騒動がホテルから飛び出し、シスコ名物の長い坂を舞台にしたカーチェイスが展開。街中を大混乱に陥れる。

最後は関係者全員が法廷に集められ、代表してハワードが判事に対して事件の推移を説明する。
映画の中で起きた出来事を、簡潔に過不足なく説明しているんだけど、客観的に聴くと訳の分からない内容。判事も首をかしげる❔ばかり。

この作品を未見のかたは、この判事と同じ立場。
ハワードの弁明の内容が、このレビューに当たります。
どんな映画か、さっぱり訳が分からない❔と思ったとしても、ちょっとでもこのレビューが引っかかったら、現物をチェックしてみてください。
アタマの中を小っちゃな竜巻🌪が吹き抜けるような、小気味のいい作品です。
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