みや

ハリー・ポッターと炎のゴブレットのみやのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

三大魔法学校対抗試合が開催されるシリーズ第4弾。

原作既読。
前作のアズカバンの映画が原作から大分端折られてしまっていたので、前作よりも更に長い今回はどうなってしまうのだろうと不安だった。今回もかなり端折られたり変更されたりしているが、前作よりも無理やり感や勿体ない感は感じず、最後まで存分に楽しめた。
それでもやはり小説を読んでいなかったら理解できない部分も多かったと思う。これからも原作→映画の順番を守りたい。

結末を知っているため、初っ端にセドリックが出てきた瞬間にもう切なくなってしまった。優勝杯を掴む時の「じゃあ一緒に」はもうちょっと譲り合いをしてほしかったけれど、やっぱりこの台詞はゾクッとくる。

ネビルが授業で「磔の呪文」を知っていて、凄く嫌がったのは両親のことがあったからなのか。真相を描かれたのがこの場面より大分後だったので、小説で読んだ時には気付かなかった。切ない。ダンスパーティーや鰓昆布で活躍する場面が原作から増えていたのは嬉しかった。

映画を観るとどんどんロンのことが好きになっていく。特に今回はハリーに嫉妬したり、ハーマイオニーに対してダンスパーティーのことでモヤモヤしたり、感情豊かな様子がすごく良かった。
双子も無邪気でかわいいし、ウィーズリー家が本当に尊い。

今回初めて「あ、小野賢章の声だ」と思うようになった。子どもだった役者さんや声優さんの成長を感じられるのも一気見の面白さ。
学生たちが同時に喋る場面で下野紘の声だけがずば抜けて聞こえてきたのは笑ってしまった。流石の存在感。セドリックのCVが日野聡で文句なしにかっこいい。
みや

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