つっつー

グラン・トリノのつっつーのネタバレレビュー・内容・結末

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

爺さんがかっこいい映画はいいな。
現実への立ち向かい方を描いてくれるから刺さる。床屋での男の会話教室は本当に好き。タオがいつのまにかヤムヤムといい感じになってたけど、女性を誘う講座もあったら見たかったな。

暴力で暴力を抑止しようとしてより大きな暴力で返される失態を経て、自分が戦争で殺した米喰い人種と仲良くなるほどタオほどの青年の頭を銃で吹き飛ばした過去が大きくなり、一番大きな自責の念は懺悔室で終わらせず、懺悔室でないところを懺悔室に見立てて罪を告白し、罪に対して色々な積み重ねがあっての結末だから染み入る。

イーストウッド映画を色々観終えたら、ビール飲みながら観直したい。